2018/05/01

2018年春ホメオパシー日本ツアーを終えて

今日はまるでJBかのようなタイトルで始めます

4月に約1週間程、一時帰国していました!
思いの外、ほぼ全ての日々、もとい時間がホメオパシーで、夢のようでした
というか「夢に見ていたことが、ほんとに現実になってる!」を実感させてもらう祝福された時間を過ごさせてもらいました

普段インドでの診察は、ほぼ100%実際に会って行う対面式です
そのメリットは、ホメオパシー医サイドからは

⑴ 触診を行えること、自己の観察によって客観的症状の情報量が増え確実性も上がること
例えば胸にしこりがある場合、インドではそのしこりの目視と触診を行い、皮膚が熱を持っているのか、どの程度の大きさなのか、どんな硬さなのか、しこりは動くのか、痛みはどこからどこにあるのか、他に周囲に異常はないかなど確認します
硬さ:石のように硬いのか、 ゴムボールのような硬さなのか、柔らかいのか→候補となるレメディが変わる
痛みの範囲:指一本で覆われる範囲なのか、それ以上なのか、また痛みが乳房から上方向に走るのか、下方向に広がるのか→候補となるレメディが変わる
このような客観的な症状は、とても信頼できる症状となるので、確実なレメディ選択に大いに貢献してくれます
むしろその中心にレメディの候補を上げるのが、わたしのレメディ選択のfirst step

⑵ 診察をする環境が整っている
わたしも診察時のマストアイテムがいくつかあって、大学病院で診察するときは
①Allen's keynotes(本)
②Boericke Materia medica(分厚い本)
③Kent Repertory(分厚い本)
④聴診器、ペンライト、消毒液、 血圧計、白衣、ペン
⑤おじさんが巡回販売するチャイ
を必ず携帯して、側に置いています
ビデオチャットで診察の機会を頂くときも、少なくとも①ー③が机に置かれていないと、わたしは診察準備が整っていないなーと感じてしまいます
条件反射的に選べるレメディのときはいいのですが、そうではないケースの場合、レメディ選択の確実性を上げる為にこれらの本を参照することは、わたしにとって必須です
ちなみに師匠の診療所の机にも②③はあって、今でも診察中にしょっちゅう参照する姿を見かけます(①はページの何行目あたりにどんな症状が書かれているかまで記憶されているので必要なさそう)

⑶ 『今のこの診察の時間』にお互い最大集中し、最大限の努力ができる
⑵に続いて、これは心の準備ということ
大学病院にくる患者さんは携帯を持っていればいい方で、スマフォはまだまだと行った感じ
医師によっては自分の携帯番号を教えたがらない人もいます
さらに結構遠方から(列車で3-5時間とか) やってくるので、そう簡単に診察を受けにやってこれない
だからこそ、その機会を大事にするし、全力で症状を教えてくれます
レメディの飲み方の説明をするときも、真剣に聞いてくれる
SNSが発展している社会ではついつい
「後でLineで聞けばいいやー」
「Lineがあるからいつでも連絡できる」
「言いにくいことは後でメッセージすればいいや」感が、自分も含め蔓延しているように感じます
日本は安全性も高く、「確実に起こる」ことが前提で生活を営んでいるようなところがありますが、でも人生ってほんとはあんまりそうじゃないと思ったり
少なくともインドでの生活で、今まで「確実性」の高さを感じたのは、わたしは師匠の処方くらいです
電気だってしょっちゅうなんの予告もなく停電します
だから「良いレメディを選ぶぞ!」「症状を伝えて良くなるぞ!」とそれぞれが集中して取り組む時間ってまたとない場であり、瞬間であると思ってます
その患者さんがまた戻って来て様子を教えてくれる保証はなく、わたしが明日もレメディを選ぶ機会を天に与えられる保証もない

わたし自身はもともと真剣な会話をメッセージや電話でするのが苦手なところもあり
大変申し訳ないのですが、常に診察モードで生活を送っているわけではないので、ランダムに入ってくるメッセージに対応するのが苦手だなぁと思うこともあり
実際に会って診察しているときであれば完全に『診察モード』なので、ホメオパシー医として今の自分の最大&最高の状態でいやすいのです

むしろ健康相談とはそんな掛け替えのないチャンスなので、わたしはせめてその時間だけでもホメオパシー医として、心や環境の準備を含めベストコンディションでありたいと思っています
そして今の自分として最高の処方ができるようにと

そしてわたしはできることなら故Allen先生のように肉体を離れる日まで患者さんを見続けたい
この先何年になるか分からないけど、きっとロングランになるかなぁと
そのためには健康な身体と健やかな精神の維持が必須であると思い立ち、ここ2週間ほど健康相談のお休みをいただいていました!
日本でプロのホメオパシー医として生き抜く準備の準備期間
またインドは今が真夏なので単純に作業効率が下がっている感プラスそろそろ卒論やらないとやばいのもあり

このタイミングで日本に戻り、自分に何が足りないかを実感できた
そしてまだインドで準備する時間が十分に残っていること
完璧ベストタイミング!

と長くなりましたが、結局何が言いたいかと言うと
今回ビデオチャットではなく対面式で健康相談をする機会をいただけたことは、本当にありがたいことでした^^
遠方から貴重な時間を割いて、相談しに来てくれた皆さま、本当にありがとうございました♡
わたしとしては、ビデオチャットでの診察よりもこの在り方がずっとインドの日常で行なっているものに、そして理想のカタチに近いのです (まだまだ改良しますが)
今はインドにいるのでどうしようもないのですが、日本に完全帰国してからは、「本当に無理です!」な状況以外はこのように対面式で行なっていこうと思っています

さらに今回の旅ではすごく素敵な出会いもあり。。。♡

今インドでしっかり準備をして、日本に帰るんだ!とすっかり士気高まりました

インドに行くことを決めたとき、インドでもがいている間
日本に戻ったとき、自分がどうやって生きて行くかちっとも見えていなかったけど
いろんなところから差し伸べてくれるあたたかな手によって、今はハッキリとしたvisionが見えるようになりました

いろんなところでいろんな人がそれぞれ真摯に積み重ねて来た努力や思いが、絶妙なタイミングで、まるで予定してたかのように重なって。。。
大きなものに祝福されている道に感じます

今回祖母に電車の乗り方までご指導いただくほど、インド人化甚だしいわたしですが、でもインドに慣れることができて、どうして母国に慣れることができなかろう!とのほほんとしてます
多分インドで一番養われた力がこれなのかも
「やればできると思える」力!

チャレンジ多い分しょっちゅうずっこけますが、また立ち上がりますとも!
Never a failure, always a lessen

おじさんにblogが長すぎと言われたことを気にして、この辺で切り上げまーす








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