2017/02/22

愛する技術

ホメオパシーの本とヒンドゥー教の本と英語の授業で課されて読んだ本以外でおそらく初めて読んだ英語の本
The Art of Loving - Erich Fromm

心理学者の書いた本だそうで、ほぼ数行おきに辞書を引いて読みました
日本語訳本も出てる

そのうちのThe practice of loveがかなりぐさっときたので、書き留めておきます

筆者は初めに、愛することはart(技や技術)であると述べて、どんな技を習得するにも以下のことが必要だと
それはもちろん愛することも例外ではないんだよと書いています

愛を実践するために必要なこと

それは
Discipline(自制心)
Concentration(集中力)-sensitive to oneself(自分自身に注意深くあること)
Patience(忍耐力)
Rational faith(理性に基づいた信念)(Rational faithとはproductiveなものだと)

これってまさにホメオパシーを学ぶことにも必要なものだなぁと

今までわりと視野せまく、ホメオパシーだからホメオパシーだけ!グルジだけ!bfだけ!と過ごしてきたけど、それで行き詰まったとき、立ち位置を変えてみることも大事だなぁと
ちがうものを通して、物事の本質について考える
だから良い本を読むことはたのしいし、いろんな経験をしている人と話すのもたのしい

自信に満ち溢れた友だちに「愛することって簡単じゃないよね」というと
「簡単だよ、自分のこと愛してる?」
「almost」
「じゃあ難しいかもね」

そこで自分を愛するということについても考えていたのですが、
これまで結構自分に対する愛がcondtional loveだったんじゃないかと
あれができないとヤダとかダメとか自分に課していて
だから負けず嫌いだし、うまくいかないと不機嫌になり笑 なのかもなぁと
でももしかして愛そうとしている自分が、これまではマーヤにかられた不完全な自分であったからで
魂である自分を愛せば、unconditional loveになるのかもしれないと
そしてそれは自分だけでなく、まわりの人たちについてもで
それがrational faithをもつことなのかもしれない


鬱滞しがちなインドの日々
かたくなってしまいがちな心もなにかのせいにするのではなくて、
やわらかく保つ方法を学びたい

もう大丈夫、と思えるまできっとインドでの修行はおわらないのでしょう

なぞの中だるみ期間
乗り越えたいよー

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