2017/01/26

スリランカ人のルームメイトとの付き合い方

追試が終わって(無事にかはまだ不明)スリランカへ行って参りました!
わたしにとっては、ドストライク!
豊かな環境、親切すぎる人たち
あーさいこうだったな


このスリランカの旅の目的の一つは、ルームメイトだった先輩に会いに行くこと
彼女はわたしがインドに来てから初めてちゃんとルームシェアをした人で
既に1年前にコースを終え、母国スリランカに帰国
彼女は、慎み深く穏やかで、さらにはとても面倒見のいい人で
わたしのインド一発目の一年生の進級試験は、大げさではなく彼女のおかげで合格することができました (ほんとに右も左もわからなかった)

そんな彼女がスリランカでどんな風にホメオパシーのプラクティスをしているのか
自分の未来を描く参考にも、この目でみてみたかったのです
仏教寺院の中にある診療所

先輩

こんなかんじ

先輩の実家のプライベートクリニック

もしスリランカでホメオパシーを!という方がいらっしゃったらぜひお問合せください♡先輩をご紹介します!


スリランカも政府がホメオパシーを公認しているので、毎年スリランカ政府が学生を5〜9名程わたしの通う大学に送ってきています
とはいえ、それが始まったのが9年くらい前からなのかな?
既に何名か卒業生が帰国して臨床しています
その前からホメオパシーを使っているドクターもいたようで(アーユルヴェーダと併用とか)、お父さんがホメオパスだっていう子も何人か
でもホメオパシーの認知度はやはりまだまだだそう



今回の旅の最初から最後まで、前のルームメイトと前の前のルームメイトと今のルームメイトにお世話になりきって
移動手段はあれがいいよとか、わたしの代わりにひたすらスリランカでのスケジュール調整をしてくれた今のルームメイト
朝5時着という迷惑極まりないタイミングの飛行機で着くわたしを、車をレンタルしてしかも弟が運転して(片道3時間)迎えにきてくれた前の前のルームメイトの先輩

前のルームメイトは、本人がいないのに弟と両親がこれまた車をレンタルしてわたしたちを観光に連れていってくれたり(さらにはおばさんといとこたちも参加)

ルームメイトではない先輩は、これまた本人がいないのに、お父さんがバイクで迎えにきてくれてお母さんが朝ごはんをご馳走してくれて、昼ごはんはお弁当に持たせてくれたり

いろんな家族とトータル8回も異なる仏教寺院を訪れて。。。



これまでのインドでの4年間、わたしにとってはまさに「戦い」だったのが
スリランカでの至れり尽くせりの真心、思いやりにお腹も心もほんとに満たされて

今までどれほど自分が乾いていたのかを深く実感することになりました

騙すか騙されるか、なんなら生きるか死ぬか
くらいの気合で生きてたインドの日々
それは対インド人だったり、対インドの文化や習慣だったり、対自分の未熟さだったり
そんな日々の中で
「人を思いやる」っていうことをすっかり失っていたようで
「人にやさしく」なんて唄を聞きたくなることもなくなるくらい
いいホメオパスになりたいと思ってきたのに、全くそれは相反する姿勢のようで

ということを思い返させてくれるのは、仏教の教えを実践するスリランカの人々ならではだったのかもしれない (プラス一緒にブッタガヤを旅した心のきれいな日本の友人の言葉もあって)

完全にわたし論ですが
人生にはきっと戦わないといけない時もある(ヒンドゥーの神話にある殺し合いとかっていう描写は、文字通り物質として肉体としての殺し合いではなく、精神や霊性の話の例えらしい)
でもやさしくなれるだけ、やさしくなりたい
単に表現の違いなのかもしれないけど
このへんはもう少し本を読んだり勉強をして、これから考えていきたいところ

スリランカでひたすら日本の仏教について聞かれるけど全然答えられず
すっかりヒンドゥー傾倒気味でしたが、原始仏教の勉強もしてみたいと思ったそんな旅でした
(なんとたまたまお正月にいったブッタガヤにダライ・ラマ法王がきていたこともあり)


そう、もともとはルームメイトの話!
わたしはわりと長時間ずっと同じ人といるのが苦手で、これまでどこかでイライラしてしまったり疲れたりしてしまっていたので
結婚なんかできないんじゃないかくらいに思ってて
従って、このルームメイト制度はわたし史上ひとつの課題でありました

来た当初は正直「わからない」の一言に尽きたと思う
どうやって話したらいいかわかんない
どうやって付き合ったらいいかわかんない
どうやってルームシェアしたらいいかわかんない
ただでさえ日中も街中も人々がほっておいてくれないのに、部屋に戻ってきてもプライベートゾーン一切なしの生活は苦しくて(文字通り仕切りなしにベッドを横に並べるルームシェア)
今まで家族に当たり散らかしてきた分を、多々ルームメイトにぶつけてきてしまったかもしれません(寝起きも悪いし)

それでもこんなに温かくインドから送り出してくれて、スリランカで迎え入れてくれた旧&現ルームメイトたち

自分のここまでのインド4年間を振り返って
100%快適だとは言えないけど、それでもルームメイトと心地よく過ごせている今(彼女がここにいるスリランカ人きってのきれい好きさんってのもあるかもだけど)
少しはルームメイトとの付き合い方がわかってきたのかもしれないと(まだ彼氏にフラれて号泣するルームメイトにオロオロしてるけど)
苦手を少し克服しつつあるのかもしれないと(まだできたら一人部屋がいいけど)
そんな感慨にもふけりました

家族との付き合い方も
BFとの付き合い方も
師匠との付き合い方も
患者さんたちとの付き合い方も
ホメオパシーとの付き合い方も
習うより慣れよで体当たりしてきて、今も現在進行形で
それを戦いと名付けて、傷つけ傷つき疲弊したり
でも大きく後ろを振り返れば、少しは良くなっている今がある

これほどのチャンスをもらえて、ありがたいな

さぁインドも(おそらく)残り2年です

まだまだいきます!



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