2015/05/07

法医学&毒物学の口頭試験

はー!
法医学&毒物学の口頭試験おわたー\(^o^)/

ひゃっほー!

鉛と水銀の同定間違えたけど、もう気にしない\(^o^)/

オーバーウェイトに、試験以上にドキドキした空港におります

今回は二科目だけということもあったけど、一年生のときよりはよっぽどマシに試験を受けることができた気が!

一年生のときなんか過去問からさらに問題を厳選し、選びに選んで勉強してたけど
つまりほぼヤマカン!

今回もまぁそこそこに検討をつけて勉強してたけど、それでも前よりはもうちょっと広く、ちゃんと勉強できた!と思う!

英語の本の読むスピードも上がったはず

この歳でもまだまだ伸びる!
人生で一番暗記に励んでる27歳\(^o^)/


最近思うこと
インドでどうして自分がこんなにイライラしているのか
自分の常識や価値観をインドにあてはめようとするから
そしてあてはまらなかった場合に、まぁいっかと流せない
がっつり正面からムカつく

インドで暮らしてるいろんな外国人の方々の振る舞いをみていると
年配の方は、イライラしないゾーンから出ないように生活する(ほとんどインド人と付き合いのない人も)
それも一つの処世術

若い人は結構やっぱりチャレンジしてインドの中のインドワールドに飛び込んでいくから、やっぱり衝突が多そう
体当たりIndia
それもまた一つ

そしてさらにもっと若い人
世間が言うところの子どもがすごい
この前日本人の激若い友だちと、ホメオパシーの薬屋さんで、自分たちの薬が出てくるのを待ってました
おそらく15分以上経ちました
名前が呼ばれてお薬でてきました
その瞬間の激若い友人の一言
「早い!」
まじな!

イライラの原因を避ける生き方
イライラしないように用意周到に準備する生き方
イライラしてしまう自分の中にある原因を捨てる生き方

予期せぬというかまさにインドだなぁという予期通りの出来事にも
いつかしなやかに対応できますように
笑い飛ばせるくらいの力をつけたい所存です

そう、しなやかさ足りてない

約一ヶ月くらい前に飲んだphytolacca1Mがドクターいわくまだ効いているというので
それに期待♡(phytolaccaの灰には50%以上水酸化カリcaustic potash含まれてるらしい-Homeopathic Drug Pictures by Dr.M.L.Tyler)

そういえば!
最近familyに逆子の赤ちゃんがお腹にいるお母さんがいて
今回は二人目の子どもで、一人目も逆子だったので帝王切開で出産したとのこと

ホメオパシーを試してもらったところ…
一般的に逆子のremedyといわれているpulsatillaで治らず

(内心焦るわたし)

Pulsatillaをfollowする我らがLycoさんを投入

(内心これでだめだったら打つ手なしなのか…?と焦るわたし)

治った\(^o^)/

ここ最近一番嬉しい出来事ですた♡

わたしはまだまだ全然自分で薬を選べないので、基本わたしがケースをとるだけとってドクターに相談しにいくスタイル
ドクターの仕事増やしまくってますw

そんなドクターが秋に日本に来日する予定なのですが
観光よりも患者さんを診たいと
はっきりいってた

ほんとにしびれます

わたしがせっせと連れてくる日本人の患者さんたちの
良くなっていく姿をみて

まいが帰国するときには最低でもちょっとはホメオパシーの効果を理解している人ができるねぇ

まさに!

能ある鷹は爪を隠す
を地でいくドクター

日本に帰るのはほんとにたのしみでしょうがないんだけれども
インドに戻ってきたくなる理由をくれるドクター

結局いつものドクター賛歌でおわりますw

最後に今日の法医学の中で暗記に必須の
Hahnemann oath
をご紹介
(起立して右手を斜めちょい上に上げて暗誦)


On my honor I swear that I shall practice the teachings of Homeopathy.

Perform my duties as a physician.
Render justice to my patients.
Help the sick, whosoever, come to me for treatment.

May the teachings of Master Hahnemann inspire me and may I have the strength to fulfill my mission.

2015/05/06

Materia Medica口頭試験

今日はmateria medicaの口頭試験

会場はculcutta homeopathy collageというインドで一番最初に設立されたホメオパシーの大学

かのGerege Vitholkusもここで授業を受けていたとか


(↑余裕で現役の教室)

インドのホメオパシーの大学には病院が併設されていて、入院している患者さんもいる

二年生から口頭試験の中にcase takingという患者さんの症状を聞き出す作業も試験内容の一つになる
Case takingはホメオパシー医の診察の基本であり、ホメオパシー医としての仕事の半分をしめるくらい治療上とても大きな役割がある
それは患者さんが話をして「話を聞いてもらえてスッキリしたー」ていうことだけではなくて、その得られた情報をもとに薬を選ぶのがホメオパシーだから
病名が決まって、それに対して薬を症状するというスタイルではないのですね

これは二年生から授業内容にも含まれてます
各科目に実践の時間があって
病理学は顕微鏡を使った実験や観察をやったり
法医学ではautopsyの実習にいったり
Materia、Organon、産婦人科学、medicineではcase takingをやります
なぜ二年生からかというと、二年生になってはじめてorganonの中のcase takingのaphorismを習うから

さてさて、人生初のcase takingの試験は
二人一組で入院患者さんをあてがわれてのトライ!

とはいえわたしは全然ベンガル語が話せないので、優秀なシータ組に混ぜてもらい
サンジュクターが主に質問して、シータが簡潔な表現に直してノートにとっていくのを
写したサンジュクターのノートを
黙々と写すことに徹しました

あまりのしゃべらなさっぷりに
患者のおっちゃんに
ベンガル語が話さなくて大変だね
と言われる始末
(そういうとこだけ理解できちゃう切なさ)

とはいえ、二年生ではまだまだ知っている薬の種類も少ないし(シラバス的には75種類)レーパートライズもやっていないので
最後に薬を選んでprescriptionも書くんだけれども
やはりここはクリエイティブに
多少患者さんの症状を調整して
知っている薬の全体像に仕上げていきます

わたしたちがあてがわれたおっちゃんは
右股関節の痛み
動くと痛い
寝てるとラク、痛いところをぐーっと押すのもラク、痛いほうを下にして寝るのもラク

となったらもうわたしたちのシラバス的にはあれしかありません

なのでめちゃめちゃ穏やかなおっちゃんだったけど
精神面はイライラしやすい

うんちはかたく、乾燥している

喉は渇いて、長いインターバルでたくさんの量の水分をとる

と若干アレンジを加えて

すばらしいcase takingができました\(^o^)/

(実際二年生レベルではそこまでの質は求められてなくて、どんなことを質問するか、どうやって記入していくかとかの形式的なことが試されているんだと思う)

しかしなかなかこれは鍛えられるなぁと
こうやってその場で薬を選んでいく力!
インド!

ちなみにポーテンシーはLMを処方してました


で、そのあと三人の試験官と口頭試験

今回の試験官はばり厳しい雰囲気で
机をばしばし叩きながら、そんなのも知らないのかと
試験会場からだれもが落ち込んで帰ってくるかんじ
全然だめだったと涙を浮かべて小さい体をますます小さくして帰ってきたアニーシャ
すかさず肩を支える同級生たち

友情!

わたしといえば、その怖めの試験官おじさんも日本人のVIP待遇でかなり優しく迎えてくれちゃって
たとえば
Spongiaの呼吸器系の症状は?
Arsnicaのconstitutionは?
Phosphorusの消化器系の症状は?
といったかんじ

一方鋭いおばさま試験官は
Phytolaccaの喉の症状は?

で完全に答えを間違えた!
瞬間、試験終了…

なのでなんかいまいち友情にも加われず

とりあえずもうあと一科目!