2015/03/21

ホメオパシーの治療を最大限に有効にするために知識

ホメオパシーの治療を受けるときに、知っておいたらいいんじゃないかなと思うことを
ヴィソルカス教授のサイエンス・オブ・ホメオパシー(下 /実践編)
より引用してみます

◯ホメオパシーのメディスン(日本で言われてるとこの”レメディ”)の飲み方
一般にレメディーは数粒の乳糖を患者の舌にのせる方法で投与する。舌で溶かしても、あるいはそのまま飲み込んでもかまわない。

◯飲むときに気をつけること
レメディーの小瓶を開ける前に周囲の臭気に注意し、警戒する習慣を身に付けなければならない。また、患者が服用する際、香水をつけないということも重要である。

◯レメディーを服用する最適な時間
朝食前、及び歯磨き粉を付けて歯を磨く前である。理由は、この時には口内に強い臭気(特に樟脳、ペパーミント、玉葱、にんにく等芳香性のあるもの)がないからである。このような臭気が残存したまま服用すると、レメディーは舌にのせた時点で効果がなくなってしまう。食後に服用する場合、口内の残存臭気が最小限になるまで、すなわち最低でも一時間半待たなくてはならない。服用後ならば10分後に食事をとってもかまわない。

◯保管
直射日光、過度の 低・高温、臭気のないところに保管する。
冷蔵庫の中はNG

◯レメディーの作用を相殺する(=antidoteアンチドートする)要因
 アンチドートは、防衛機構の働きが妨害されることによって生じる、原則として個々人に対して薬効があるものなら何であれ、レメディーをアンチドートする。興奮、緊張、あるいは化学的に引き起こされた鎮静・眠気はレメディーの働きを阻害し得る。
レメディーをアンチドートされる一番の要因は、アロパシーの薬である。現代では、鎮痛剤、抗生物質、睡眠薬、鎮静剤等の薬で満ち、人々は良く考えもせずにそれらを飲み込む。しかし、こうした薬はホメオパシーのレメディーの効果を失わせる強い力を持った人工的な物質である。よってアロパシーの薬は、ホメオパスから特に承認された物ではない限り、絶対に服用してはならない。
コーヒーもレメディーの働きをアンチドートする作用を持つものとしてよく知られている。患者は一切コーヒーを口にすべきではない。というのは、どの患者がコーヒーに対する感受性が強いかということについては、事前に予見することは困難だからである。コーヒーは全く飲まない、という方針をあらかじめ立てておくほうが賢明である。これは1日1カップ飲む人も3カップ飲む人も同じである。もっともコーヒーケーキや、コーヒー味のアイスクリームのような、微量の場合は気にする必要はない。根本は何かというと、コーヒーという物は神経系統を刺激する薬物だということである。このような薬物により、患者がわずかでも刺激を受ければ症状が再発する。過度に刺激を受けない程度であれば、ブラックティーやデカフィンコーヒー、穀物コーヒー等は問題ない。ハーブティーを日常的に飲む場合にはある程度注意しなければならない。通常のハーブティーは特に妨害することはないが、それでも毎日種類を変えるのが良い。患者によっては特定の種類のハーブティーに薬用効果があるということが判明しており、それによって興奮・鎮静・便秘、利尿作用等が生じた場合にはやめるべきである。
樟脳もまた、レメディーの効果をアンチドートされる物資である。塗布剤や「ベポラップ」には通常多く含まれている。さらに多くのリップクリームに含まれているので使用を避けるべきである。樟脳の臭いに強くされされていてもレメディーはアンチドートされる。しかしながら、化粧品に含まれている明示されていない程の微量の物についてまで神経質になる必要はない。効能書に目を通す習慣を付け、強い芳香性のあるものを避ければ十分である。
歯科医療もまたアンチドートする物として知られている。ホメオパシーの治療を始める患者がもし近い将来歯の治療を受けねばならないことがわかっていれば先に歯を治し、ホメオパシーの治療は延期するのが望ましい。服用後、歯医者に行く必要が生じたなら、麻酔の使用は必要最小限にとどめるべきである。さらに、歯医者は強い芳香性のある物質、特にクローブや油や強いミントの複合物などの使用はできる限り避けるべきである。
ミントの歯磨き粉ですら、アンチドートする場合がある。このようなことは非常に稀であるが、しかし、たまにあるということにホメオパスは留意する必要がある。
各種の治療法がレメディーの働きをアンチドートするということも判明している。鉱物浴、ビタミン剤の多用、鍼治療、磁性マッサージ、ハーブセラピーなどは場合によってはアンチドートする。このためホメオパシーの治療を受けている場合はこれらも避けるべきである。
原則として、食べ物に含まれる物質は問題がない。一般的に口にするものであれば、それが過度にならない限り、薬用効果はなく、ホメオパシーの治療を妨害することはない。面白いことに、煙草やアルコールについても同様でこれらについてはいずれも、レメディーの働きを妨害するという事実は認められないのである。

◯ホメオパシーの治療には時間がかかる。苦しいこともあるし、簡単な治療ではない。その心得は?
こうした難しい症例は、ちょうど東洋の神秘学における質問を連想させる。すなわち、ホメオパシーのカルマ的な意義はなんであろうか?レメディーを投与することで、精神的な発達を促す苦しみを癒しているのであろうか?この質問に対する答えは、知性と自覚がホメオパシーの治療においてはまず必要となり、またレメディーを探すにあたっては、自己観察と告白がなければならず、そして治癒の歩みを乱すことなく忍耐強く守り続けるという事実に秘められている。ホメオパシーの治療はとてつもない忍耐を要する。日常生活においても、なるべく自然な食物を摂取し、防衛機構の働きを妨害するような物質は避け、様々な刺激に対する反応を単純かつ客観的に観察し、自己の内部で生じた不均衡の真の状態を表現できるようでなければならないのである。もし患者がこうしたどちらかというと面倒な事柄を受け入れる気持ちがあれば、病気のカルマ的な影響は、治癒の過程にとって変わるはずである。

◯日本では”好転反応”と呼ばれている症状の一時的悪化(aggravation悪化)について
ホメオパシーのアグラベーションという問題は、最も議論されかつ誤解されているものであろう。この問題があるために、ホメオパシーとほかの治療法が大きく異なり、またこの問題に対する誤解によって、ホメオパスたちの間でも、大きな議論が巻き起こっているのである。
ホメオパシーのレメディーを投与する目的は、患者の防衛機構に刺激を与えることで戦っていた病気を治癒することにある。したがって的確なレメディーを処方したあとで治癒的な反応をつくり出すためには、アグラベーションが予想されるだけでなく望ましいことでもある。
ホメオパシーのアグラベーションは、いわばレメディーによって生体がこれまで奥に抱え込んでいた問題や悪質な傾向について「告白」するよう「励ます」現象といえる。完全に自由になるためには、生体は十分に自己を表現することができ、創造性を発揮できる状態になければならない。これが妨げられたり、抑圧されたり、覆い隠されたりすると、人は病気にあるのである。したがってホメオパシーの問診では、処方者はある程度患者の防衛機構の「内部」からの表現を引き出さなければ、的確なレメディーを見つけることができないのである。そしてレメディーは防衛機構に刺激を与え、その結果一時的に症状が激しくなるのであるが、これこそが処方の結果を実際に外から観察する唯一の方法となるのである。
以上から、特に慢性病のケースでは、ホメオパシーのアグラベーションが望ましいことであることがおわかりいただけたことと思う。ホメオパスによっては、アグラベーションを抑圧しようとする者もいるが、これは治癒を妨げていることになるのである。このようにしてアグラベーションを引き起こさせないようにレメディーを処方する者は、科学としてのホメオパシーについて無知という他はない。

(引用&まとめおわり)

文章の始めが下がっているのは全て引用です
引用元↓

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