2015/02/25

インド人はしあわせになっちゃだめですか?

久しぶりにここでぐちっちゃおう!笑

最近日本人とインド人の間にたつことが多い
たとえば、通訳の仕事とか

2年半も暮らしたせいか、
最近はすっかりインド人よりのわたし

もちろん現在進行形でインド人にキレまくっている
遠慮なく教授にも反抗し、奨学金担当者とかにもキレて

それでも、深く付き合っているインド人には
この人のこういうところがステキだなぁとか
こういうところ見習いたいなぁとか
もちろんそういう人たちだって、人間だからダメなとこもあるだろうし
ケンカになることもある
それでもわたしは彼らがすきだ
尊敬している

でも日本人にはなかなかその良さが伝わらないみたいで
なぜか悲しい気持ちになるわたし

感情移入しすぎか!

「さすがインド人」
「やっぱりインド人はねぇ〜」
「これだからインド人はな〜」

はまだいいとして

「インド人のくせに」
「インド人なのに」

インド人がお金を稼いで、きれいなおうちに住むことのなにがいけないのだろう?
インド人が仕事を頑張って、盛大な結婚式をあげることのなにがいけないんだろう?
能力のあるインド人ダンサーが一回300ルピーのレッスン料をとるのは調子にのっていますか?
優秀なドクターが一回の診察料1500ルピーとるのはぼったくりですか?
インド人はしあわせになってはいけないのですか?

インドにはあまり定価という概念がない
その場で売り手と買い手のやりとりで値段が決まる
日本人は自分が買ったものの値段がほかの人が買ったものより高いと知ると「ぼったくられた」という
でもインド人だって、ほかの人より高い値段で買うことが余裕でいくらでもある
でも彼らはそんなこと言わない
「自分はこのモノに対して、これだけ払う価値を見出したから買う」
その値段が見合わないと思えば、買わなければいいだけの話
自分の頭と感性を使って、お金を払う

お金のことに関して言えば、インドはほんとにフレキシブルで
良くも悪くも足元を見ているというか
わたしなんか先進国と呼ばれる日本から来ているけど、そんなに物質的にrichじゃないのがインド人にも伝わると
宿泊料をタダにしてもらったり、診察料やレッスン料も割引してもらったり
無理して払おうとしたdonationも「学生だからいらない」と断固として受け取ってもらえなかったり(大した金額じゃなかったけど笑)
こういう風な足元の見られ方もあったり

日本の保育料とか税金は、所得によって変わるけど
そんな細やかなシステムがないインドでは、一人一人の心の中でそのシステムが動く
とってもフレキシブルに金額調整を行ってくれる

わたしはインドの中でも中くらいの水準で暮らしていると思っている
(まだ上の上と下の下をみたことがないけど)
もとから潔癖性とは程遠いし、料理とかお菓子作りにも全然興味がないので(爆)
よく眠れて、お腹がいっぱいになって、勉強ができて、ネットができて、踊れて、瞑想ができて、日本とメールや電話ができれば満足!
なので今の環境に大方満足
むしろホメオパシーを勉強するには最高の環境だと思っている
不満がないことはないけど、「なにがやりたいかわからない」と 鬱々と暮らしていた毎日よりはうーんとマシ
今はなにに向かって、どう努力すればいいかわかるから
霧の中をやみくもに歩いているより、山をひたすら登っているほうがマシなかんじ
頂上の存在を感じるから
傾斜を踏みしめて、上に上がっていることを感じられるから(今はかなりゆるやかだけど)

それがどうもかわいそうに見えることもあるみたい…(爆)

インドloverの日本人の友達と話をしていたときに
”バクシーシをするかしないか”という議題で
「日本人は論理的。まず頭で考えて行動する。今ここでバクシーシをしても根本的な解決にならないからと、日本人の多くはしない」と
なるほどなぁーと

わたしも震災後、沖縄の車屋さんでバイトしたときに
「被災地から避難して沖縄にきている人たちの多くが、足がなくて困っている。レンタカーを提供したらどうか?」
と店長に提案してみたら
「車の数が限られている。避難してきている人全員には貸し出せないからやらない」

(これを読んで思い出しのもあり↓

だいすき伊坂さん!)

そうかもしれないけど
そのバクシーシの1ルピーや2ルピーで毎日を生き抜いている人がいる
もし一つの会社で車の貸し出しを始めたら他の会社だって始めるかもしれない


コルカタはインドの中でも人が親切だと言われている

今まで見ず知らずのインド人にいっぱい助けてもらった
というか日常的に助けてもらってる
道を教えてもらったり
自転車でふっとんだときは、自転車を拾ってきてくれて曲がったサドルをまっすぐにしてくれたり
電話の相手のベンガル語がわかんないときは近くのインド人に代わりに話してもらって通訳してもらったり
彼らは反射的に、自分にできることがあれば親切にする
親切にしようなんていう意識はないかもしれない

今できることがあるからやっている
それだけかもしれない

もちろんだからできないことはやらないし、自分がやって辛くなることはやらない
バスが混んでいるときに座席に座っている人は、近くで立っている人の荷物をもつ
子供がそばで立っているときは、見ず知らずの子供を膝の上に座らせる
自分の席を譲るわけでない
でも座ったままでできることをする

一方日本人の親切はどうだろう?
相手がかわいそうだと思ったときに、親切モードに入る感があるようなないような
自分にもそういうとこあるんだろうな
日本人相手でもインド人相手でも

心でやさしくするインド人
頭でやさしくする日本人

この前日本に住むブラジル人の友達と電話で話していて
彼がカラオケで歌ったらすごく気持ち良かったというので
「日本人化してきてるね」といったら
彼は怒り始めた…

わたしはインドにいてインド人との会話の中で
「あら、まいはすっかりインド人だね」と言われることがよくあって
そのノリで言ったつもりだった
わたしはそう言われて腹が立つというよりむしろうれしくなる

あとから考えると
インドという環境に適応して暮らしていることをインド人に認められた喜び
インドの文化や習慣を理解していることを認められた喜び
そのシチュエーションや言われる人にもよるんだろうけど
わたしはインドのすてきなところに心惹かれている
インドに憧れているところもあるんだろうな
全てじゃもちろん全然ないけどね

日本のいいところ
インドのいいところ
ナイジェリアのいいところ
ブラジルのいいところ
彼のいいところ
彼女のいいところ
あなたのいいところ
いいところをいっぱい吸収して帰ろう

それから大事なこと
自分のモノサシは絶対ほかの人にはあてはまらないこと
台所のない部屋に住んでいてもしあわせな人がいる
インド人の良さに触れずにインドに暮らしてもしあわせな人もいる
しあわせは人それぞれ
それを忘れないようにしよう

人の価値観を尊敬する深さを

わたしはわたしのできることをやるだけ
つらくならない範囲で

今どんどんできることを広げているんだはず

今日ホメオパシーの難しさに打ちひしがれるわたしに
「ホメオパシーはココナツみたいなもんだよ
 外側の殻はかたいけど、どうやってその殻を打ち破るかわかれば、内側の甘いジュースを飲むことができるよ」
とドクター

わたしのココナツ好きまでお見通しか?

とヒステリックに書いてみました!
あーすっきり!笑

きみもがんばれ!
ぼくもがんばる!

2015/02/20

case takingの理想と現実

最近とっても恵まれたことに
日本語でわたしがcaseをとって、その情報をもとにドクターが診察、処方をしてもらうという機会を幾度かいただいて!

大学の授業では日常的にcase takingがあるけど(外科、産科、MM、Organonそれぞれにcase takingの実習の時間がある)
なんせ、ベンガル語
よくて、ヒンディー語
その場に一応いるものの、目での観察にとどまるばかりで
これはどうしたものかと思っていたら

なんだかすてきなご縁をいただいて

最高の勉強の時間!

ある程度話をきいて、自分的に薬が選べたと思っても
ドクターの前でいざ診察が始まると
惨敗
未だ一度もわたしの選んだものがドクターと一致したことなし!笑

ホメオパシーむずかしー

まず自分の持ち薬が少ないこと(一年生で勉強した25種類+二年生で勉強している50種類+有名どころ)
知ってたつもりの薬も全然理解が足りてなかったこと(やっぱkeynoteだけでは全然だめ、Boerickeもたたきこもう)
薬の選び方自体がわかってないこと(どの症状を優先させるのか、病状に対して症状の一般性もわかってないし、もっとanatomy、phosiology、pathologyやmedicineの勉強内容を実践的な力としていかなきゃ)

ホメオパシーはその患者さんの抱えている病的な状態の全体像と
薬の全体像を合わせていく、神経衰弱のような(トランプの)、カルタのようなもの

ドクターは薬の全体像を捉えられているだけじゃなくて、ほかの薬との境界線がはっきりと見えている
この薬とこの薬はどこがどうちがうか
薬の前後左右の関連性、相性

はーまだまだ道のり遠いなぁ

当たり前か

しかも患者さんのことで結構いっぱいいっぱいになってしまって
まだ関わらせてもらってるの数人なのに

体力もいるし、知識と経験はもちろん、精神のタフさみたいなものも
いかに自分を平常に保っていくか
みたいな術も身につけないといけないな

理想と現実をいったりきたり

最近大学はストライキで、一週間授業がなかったんだけど

自分の現状という現実がみえたので、理想に向かって勉強がんばろー!

そう、一方で1年生のときに叩き込んだ25種類によって、治癒が起こったこともあって
勉強が確実に自分のチカラになっていることもわかったし!

よしゃー!!!

2015/02/16

sweet slap

人生山あり谷あり
気持ちも山あり谷あり

ちょっとまちがえると、パシっとsweet slapが飛んでくる
いたいんだけど、これってありがたいなぁと思う

教師とか医師とか
自分の行為が、みえるカタチで自分に還ってくる仕事っていいなぁと思う

ラクナさんの愛し方、オビさんの愛し方、まいさんの愛し方
おんなじ「愛」でも表現の仕方はそれぞれちがう
受け取り手は、それを「愛」と感じられないこともあるかもしれない
長い時間を経て、気付いていくこともあるかもしれない

生きてたらいっぱい間違える、人間だもの

どうせなら
愛のある間違いを

久しぶりに落ち着いて坐ったら、すっきりした

自分がホメオパシーを通してなにをしようとしていたか思い出した
語弊を生むかもしれないけど、ハーネマン師匠に失礼かもしれないけど
ホメオパシーはあくまで手段
目的じゃない
完治すればなにオパシーでもいいんだ
わたしはホメオパシーにとても大きな可能性を感じただけ

ホメオパシーを通して人と向き合ってゆく
人を愛してゆく

運命はあってもなくてもいい
生きたいように生きるだけ!

自分の能力、生まれ育った環境、チャンス、人間関係
どれも授けられたものだなぁと思う

それいけわたし!
勉強あるのみや!
大した能力じゃないけどさ、使い切ってみよう
全身全霊やってみよう

2015/02/13

ドクターの授業1

昨日日本領事館で健康セミナーなるものがあって
コルカタはPM2.5の値がめちゃめちゃ高いそうですね
そんなこと気にせず大胆に空気を吸ってたら、鼻毛が増えました

てことをドクターにいってみたら(鼻毛については割愛)
「日本は放射能で汚染されているね
 放射能のほうがPM2.5より健康に与える影響は大きいからねー」

日本では放射能についてはさんざん「ただちになんちゃらかんちゃら」と報道を繰り返すだけで
一方PM2.5については、インドはここコルカタまでわざわざ日本よりallopathyの医師を二名もお招きし、厳重な警戒態勢のもと、15人の日本人に2時間の講義をしてくれるというご丁寧さ

さてさて

今週月曜日はドクターのMateria Medicaの授業を初めて受けさせてもらいました

このドクター、わたしの通っている大学で昔は教鞭をとり、国家公務員として診察にあたっていたのだけど
長いものに巻かれろが大得意な、the白い巨塔のさじ加減で
詳しいことはよくわからないけど
早期退職をして、一個人で診察を始めました

そんなドクターの7、8年ぶりの初授業
集まったのはほぼ大学院生か博士課程に通う若きドクターたち
わたしは恒例の異物混入というかんじ

ドクターのその第一声は
"My beloved Doctors"

全然事情をよく知らないわたしにもドクターの「叡智を伝承する喜び」「ホメオパシーへの情熱を分かち合う喜び」みたいなものがぶるぶるっと伝わってきた

ドクターの元には、ほかのインドのホメオパシー医が診てあまり良くならなかった患者さんがやってきたりします
患者さんは全て診察書(や検査結果、X-rayなど)を自分で管理しているので、これまでどういう風にどんな薬を飲んできたかドクターはたどることができる

またインドでもpolyphermacyの処方をするホメオパシー医がいたり
ラジャンサンカラン氏のセンセーションメソッドやバナジーさんのプロトコル
あるいはコルカタ式処方だったり
インド国内でもいろんなmethodが知られている

そんないろんなホメオパシーを見てきて
そんないろんなホメオパシーの薬の処方をされた患者さんを見てきて
処方の実力がいまいちなドクターにその座を奪われたりもして

そんなドクターがわたしたちに言ったことは
「ほかの人がしたどんな処方も批判しないこと」
「どんなことも勉強していきなさい」
「世界を敵にまわしても、信じることを貫け」

ドクターの知識はものすごい
頭の中にコンピューターレパートリーが入っていて
しかも日々更新されている
ホメオパシーだけじゃなくて、アーユルヴェーダのことを勉強したりタゴールやスワミヴィヴェーカナンダの詩も読んだり
インド国内はもちろん世界のホメオパスとも交流をする

OrganonやMateria medicaだけじゃなくて、AnatomyやPathologyを学ぶこともとても大切にしている

そんなドクターのこのクラスの名前は「Prayas class」
どんなに知識があって、実力があっても 
祈るという真摯さ、謙虚さ

ドクターはわたしが次から次へと勝手に連れてくる患者さんを拒むことを決してしない
診察中だれかから電話がかかってくれば、ほぼ必ず電話をとり、薬の名前を言ってその飲み方を説明して電話を終える
朝自分の家の近くの診療所で診察を終え、それからまた別の診察所へ午後やってきて診察をする
だいたい午後2時〜8時まで、休憩なし
(ちなみにスッタフやアシスタントはいつもチャイ休憩をはさむ)
一人あたり約15分程度で、患者さんを診ていく
本気で最大集中して、診続ける
そんな毎日をずっと繰り返してこられたんだろう

今までドクターは結構おどぼけキャラなのかと思っていた

あるとき患者さんのことが悲しくて泣きましたというわたしに
「まい、情をもつということは良いときもある。良くないときもあるんだよ」

そのおとぼけ顔の奥に
苛立ちや驚きや悲しみや苦痛、そしてもしかすると時に恐怖も
隠してきたのかなぁと

知れば知るほど
話せば話すほど
ドクターのすごさに心動かされる

一見冷たいようで、雑なようで
それがドクターにとっては理想の治癒への道なのかもしれない

こんな人の側にいられること、インドにきて一番の幸運だと思う
きっとこのドクターに出会っていなかったら、わたしはずっと前にホメオパシーを投げ出していたなぁと思う

精進しますとも

わたしもあなたのようなドクターになりたいんだもん

2015/02/12

待つこと

インドにいると、待つ
先生にレポートをチェックしてもらうのに待つ、無秩序に
ドクターに診察してもらうのに待つ、あとどれくらい待つのかわからないまま
バスが来るのを 待つ、ほんとにくるのかわかないまま
携帯電話を契約してから開通するまで待つ
授業の開始時間から授業が始まるまで待つ
出席シートに名前をサインするのにも待つ
待つ待つ待つ
そして待つ

インドでは日本では考えられないくらいの時間をただ待つ
本を読むでもなく、音楽を聴くでもなく、携帯をいじるでもなく

日本にいる時から、待つことが苦手だったわたしは
インドにきてから何度も待つことを放り投げてきた
「こんなに待つんだったらもういいや」
何度そうやって断念してきたことだろう

きっぱりやめて時間を有効に使えたなと思ったこともある
スムーズに進まないってことはやめたほうがいいってことなんだと解釈したこともある
待ってでもやりたいのか、自分の意志が試されていたのかもしれないと思うときもある
どれが正解だったのか、はたまた不正解だったのか
やり直しのできない人生、それは今のわたしにはわからない

でもひとつ思うのは
心に余裕がないと待てないってこと
あるいは本気じゃないと待てないってこと

どんなにホメオパシーの薬の名前を聞いても頭に入らなかった一年生の頃
今は日本人の名前を覚えるよりホメオパシーの薬の名前のほうがすっと頭に入ってくる
ここまで3年

わたしはここまでもがきもがき、迷いながら、病みながら、上がったり下がったり

そんなわたしをところどころ見て知っている憧れのドクター
最初は「こいつは本当にホメオパシーを学ぶ気があるのか?」そんなかんじだっただろう

最近幸運にも患者さんのcaseをとらせてもらう機会が増えてきた
ドクターはそれを元に診察をして、薬を選んでくれる

「まい、少しずつcaseをとることの意味がわかってきたね
 あとはmateria medicaの知識をしっかりとつければ、立派なドクターになれるよ」

ドクターはずっとわたしを待ってくれている

今はまだまだまだホメオパシー医としては生まれてもいない卵

ドクターは卵を温めるでもなく、つぶしてしまうでもなく、食べるわけでもなく
ただただ孵化することを待ってくれている

いわゆる先進国と呼ばれる国は、なんだか一見とても豊か
あれもある、これもある
インドにくるとないものばっかりが目につく

最近仲良しになった女の子のなぞなぞを思い出す
「インドにあって、日本にないものなーんだ?」

ドクターはいった
「勉強は継続的なプロセスだ」と

次から次へと学んでいこう
学び続ける、人生
ダルマ

ここまでインドでphysicalなたくましさをみっちり教えてもらった
これからはインドの心の豊かさを

インドにきてよかった

 

2015/02/07

ホメオパシーのセルフケアキットを濫用しているうちのおやじっちへ

日本でホメオパシーというとセルフケアがかなり人気なような気が!
結構いろんなところで「セルフケアで使ってるよー」なんて言ってもらえるのはうれしい
地元じゃないところでジモティーに合うような♡

と同時にわたしが今インドで学んでいるホメオパシーと、日本で知られているホメオパシーとに違いがあることにびっくりすることもしばしば

わたしはまだまだ勉強中なので、ホメオパシーのすべてを知っているとはとてもとても言えないけど

でも今までで学んできたことをもとにちょっと書いてみようと思う
治すためのホメオパシーがかえって苦しみを招くことになっちゃったら悲しいので
お父さん、しっかり読んでくださいね!

◯目次◯
1.レメディ(ホメオパシーの薬)には副作用がないからバンバン飲んでok!?
2.一度に複数のレメディを飲むことって?
3.じゃあ最低限の知識って?


1.レメディ(ホメオパシーの薬)には副作用がないからバンバン飲んでok!?


たとえば今高熱があって、下痢もしていて、吐き気もあるとする
その状態を治癒させるホメオパシーの薬は約4000種類のうちのたったひとつ
( §118、§119、それぞれのFoot note)
そのたったひとつの薬を飲んだ場合、いわゆる副作用はない
でもそうではない薬を選んだ場合、治癒は起こらず、かえって悪化したり、今までになかった新しい症状が出ることがある

そうやって治癒を起こす薬は、”similimum(シミリマム)なもの”
similimumとは最も似ている/近いという意味
今持っているこの症状に、最も似た症状を起こす薬、これがsimilimumな薬
”最も”なので一種類しかない

(ここでいう”治癒”というのは、Organonの中でHahnemannが定義した最高に理想的な治癒のことを意味しています
最高に理想な治癒とは、速やかで穏やかで永続する健康の回復、または全範囲から病を除去し消滅させることで、それは最短で、最も信頼的で、最も害のないものである。またそれは容易に理解できる原則に基づいて行われる(§2)
というのがホメオパシー的理想の治癒
治癒と回復は別のもので、薬を飲まなくても自然と治ることを”回復”と定義
以下で使われている”治癒”も同様の意味)

similimumでない薬をバンバン飲むということは、正直あまりおすすめできません

薬害や医原病という言葉があるように、不必要もしくは不適切は治療が度重なると心身にとって負担となります
西洋医学の医原病だけでなく、ホメオパシーの薬による医原病もあるのです(例えばホメオパシーの薬を使ったホメオパシーの理論に基づかない治療を行った場合)
その病が慢性化した場合、それは最も治療の難しいものとなる(§75)

といって恐れすぎては、ホメオパシーの薬による、速やかで穏やかで永続する治癒が起こる(§2)機会を逃してしまうことにも…

そのためには、最低限の知識をつけることが必要!

どうして日本ではこんなに「副作用がない説」が蔓延しているのかハテナだけど
そんなうまい話ってあるかなぁ
もしあったらいくらバビロンシステムいえど、きっとホメオパシーもっと有名だし、みんなとっくにセルフケアに使ってるだろうし、ていうかホメオパスもホメオパシー医もいらないし、え、そうなるとわたしがここでインド人にもみくちゃにされてる意味って…
と思うのだけれども


2.一度に複数のレメディを飲むことって?


ホメオパシーの薬の治験をdrug proving(ドラッグプルーヴィング)といいます

被験者:健康であり、性別・年齢・体質が様々な人間
一度に飲む種類:一種類
飲むポーテンシー:30C

被験者がある一種類のホメオパシーの薬を飲んだら起こった心身の症状
これが事細かに記された本がMateria Medica
この辞典をもとにレメディを選んでいく

よってもし複数の薬を飲んだ場合、人間にどんな作用が起こるのかもしくは起こらないのかということは、今のところ文献によっては知りようがありません(このへんは西洋医学の薬同様だね)(経験的に知っている人はいるかもしれない)

日本で販売されているセルフケアの本は、なにかしらのMateria Medicaをもとに書かれているはずなので、同様に「一種類の薬を飲んだ場合の反応」しか書かれていないはず

複数の薬を同時に飲んだ場合、わたしにはなにが起こるかわからないし、それはこわい状態なので薬は一度に一種類しか飲まないようにしています
もしその一種類で治らなければ、また薬を選び直して前のとは違う一種類の薬を飲む
それで今のところ十分満足に治っているので、一度に複数飲む必要も感じないというのもあったり


3.じゃあ最低限の知識って?


まず症状をしっかりつかむこと(一番焦点あてて治したいものの症状)
症状の起こっている場所(location)、その感覚(sensation)、その症状がどうすると良くなるか、悪化するか(modalities)、身体的or組織的に関連がないのに同時に起こるほかの症状(concomitants)(complete symptom by Boenniinghausen)
特にmodalityは薬を選ぶのにとってもわかりやすいポイントになるんじゃないかと思う

それからその症状を引き起こした原因(causation)
夜更かし、失恋、長い間風にあたっていた、オイリーな食事をした、海水浴、日光浴、悲しいニュースを聞いた、興奮、屈辱etc.

これらをもとに、Materia Medicaと見比べていく
よってそれぞれのホメオパシーの薬の知識も必要
日本で売られている本に書かれているレメディの説明は、わりとメンタル系の症状が充実しているようですが、メンタルの症状って自分で客観的につかむのってすごく難しいんじゃないかと思う
人間社会を生き抜くみなさんならわかるはず、適切な自己評価がいかに難しいか
一方身体症状は自分のものでもわかりやすい
体のどこの部分が熱くて冷たいのか
のどは乾く?なにが飲みたい?どれくらいの頻度でどれくらいの量を?
便の色、におい、回数、その前後での体調の変化etc.
なのでこれらをもとに選んだほうがsimilimumな可能性はupするのではないかと思います

また1つの薬で全ての症状が完璧にマッチするかというと、そんなことはなかなかないはず
なぜならMateria Medicaに記されている症状は、いろんな人で治験されたデータの集合だから(健康であり、性別・年齢・体質いろいろな人にポーテンシー30Cのホメオパシーの薬を飲んでもらい、起こった症状のデータバンク)
人によって症状の出方は違うので、全部が必ずしもあてはまるわけではない
それでもその全体像というかエッセンスというかがsmilimumでないと理想的な治癒は起こらない
というのはホメオパスレベルかもなので
急性症状の場合は、絶対ここは合っていないといけないポイントが合っていることが効く条件だと思う
(それがなにかというのはもうちょっと勉強を頑張るのでお待ちくだされ)

最後に必要な知識は、どこまでセルフケアで対処できるかという限界を知っておくこと
慢性病、命に関わる病はプロに相談したほうがいいはず(ホメオパシーのプロに限らず)
もしsimilimumな薬が選べても、次はポーテンシーを選ばなければいけないし、どれぐらい頻繁に飲むのか、その次はどうするのかと適切な判断をせまられることがいっぱい
それらをクリアしても現実的に、ホメオパスじゃないと買えないポーテンシーもあったり

急性の病(外傷、捻挫、風邪、インフルエンザ、急性の下痢、急性の吐き気、食中毒など)はセルフケアで結構いけるのでは?
怪我したときなんかは大活躍だと思います!
ただ一見急性に見えて症状を抑え込むような対処療法をしていくと、慢性病につながりかねないので要注意


難しいことをいっぱい書いたけど、 適切に使えればなかなか役に立つホメオパシー!

また名ドクターであっても、similimumな薬を一度で選ぶのはなかなかむずかしい
実際に名ドクターが一発目で外しているのをみたことがある(でも二回目で当ててた)
なのでsimilimumでない薬を飲むことは、ホメオパスに相談したとしてもまぁあるでしょう
でもホメオパスであれば、薬同士の相性であったり、解毒の仕方であったりを知っている(はずな)ので、そんなに大事にいたることはない…のかな?
インドの名ドクターであれば、そのへんは間違いないす!
日本はちょっとわかんない…

また現実問題として、
similimumな薬じゃなくて、まぁまぁ似てる薬であっても、良くなることはある
しばしばあるはず
でもsimilimumな薬のときのように、すこーんと治癒するのではなくて、まぁまぁ良くなってあとは自然と回復してゆくというかんじなのかな
セルフケアキットにある薬は限られているので、理想うんぬんはさておき現実問題としてこの中から選ばないけないという状況はきっといっぱいある
そういうときは、手持ちの中でsimilimumなものを

経験によって体得していくしかないこともあるけど、そのためにも最低限の知識はやっぱり必要だと思う
どんなにバッティングセンターでヒット連発しても、野球のルールを知らなければ実際の試合では確実な点にはつながらないように
健康に関わること、命に関わることなので、最低限のルールはやっぱり抑えておくべきかと思います
ビギナーズラック止まりじゃなくて、確実な治癒を連発させるために



なんて偉そうに書いてみたけど、まずはわたしもしっかりセルフケアキットくらい使いこなせるようになりたい!
勉強がんばる!!!

てな調子で、
これからもホメオパシーをごひいきにどうぞ♡


おすすめの本
(i)Organon of medicine - Samuel Hahnemann(§◯と記されているものはこの本の中で該当する箇所)
(ii)Materia medica - Wiliam Boericke
(iii)Repertory - J.T.Kent
(iv)Keynote - B.C.Allen

P.S.インドではホメオパシーでセルフケアという概念そのものがないかもなー
西洋医学の薬も、ホメオパシーの薬も薬局で処方箋なしに買えるんだけど
インドではホメオパスはホメオパシーの医師だし、基本は医師に相談するものという位置付けなのかもしれない

2015/02/04

検死解剖

今日と一昨日は検死解剖の実習であった

今までも「anatomy」の授業で人間の屍体を近くでみたし、その臓器を触ったこともしばしば(それをしないと進級できない)

でも亡くなってすぐの人

きっと人生で最初で最後の二日間

すごかった

死んだあとは、ほんとにただの物質でしかないような肉体

あんまり思い出して気持ちのいいものじゃないし、できれば思い出したくないんだけど
このかんじ
まだまだ言葉にできないこのかんじ
これは忘れたくないし、これからのわたし人生をつくっていく出来事になるんじゃないかという体験

あーすごかった

あそこで吸った息を全部吐き出したい

無常なんていう乾いたものじゃなかったな

生きる

死ぬ


人間
この肉体が動く今

2015/02/02

ホメオパシーQ&A

ホメオパシー、ホメオパシーいってるけど概念はさておき実際の治療はどんなもんかについて自問自答をしてみるのまき

 【目次】
  1. ホメオパシーの薬ってどんなもの?飲み方は? (種類、服用の仕方、ほかの医学の薬との違い)
  2. レメディってなに?
  3. 診察はどんなことをするの?
  4. 診療費はいくらが相場? 
  5. 信じていないと治らない?
  6. ホメオパシーでなにが治せるの?
  7. 自分のレメディを調べてみたらいろんなことが書いてあったんだけど…


1.ホメオパシーの薬ってどんなもの?飲み方は?

治療のスタイルでいえば、西洋医学や漢方のように「薬の服用」が中心です
中心というか「薬ありき」といっても過言じゃないかも
アーユルヴェーダのようにマッサージをしたり、マクロビオティックのように食事の仕方を変えたり、中医のように針やお灸をするということはありません
ただたとえば脂っこいものを食べすきて胃がもたれている人には「脂っこい食事を控えるように」という常識的なアドバイスはします
その病気を引き起こしている原因を取り除かない限り、どんなに薬が効いても、完治しないことがあるからです

▪︎薬の種類

1.砂糖玉に液体の薬をしみこませたもの(日本ではレメディと呼ばれているもの)
砂糖はテンサイ糖から作られているものやキビ糖から作られているものがある
2.液体の薬
(1)エチルアルコールを溶媒とするもの
(2)蒸留水を溶媒とするもの

3.タブレット
ポーテンシーの低いもの(3X, 6X, 12Xなど)

これらの種類はレメディや症状などのその人の状態によって使い分ける

▪︎服用の仕方

これも西洋医学の薬を飲むのとさして変わらず
3時間おきに飲むときや、朝晩食前に飲むときなど
1日だけ飲むときや16日間薬を飲み続けることも
これもその人の状態や症状によって変わってくる

▪︎これじゃ大して西洋医学と変わらない!?

なんてことはないのです!
どこが違うかというと薬の作り方
ホメオパシーの薬の成分となるものは、漢方とかアーユルヴェーダと近いというかきっと同じものから作られているものもあります
植物界〜動物界〜ミネラル界〜病を患った細胞そのものなどなどから
その種類は少なくとも5,500種類以上と言われていて、日夜新しい薬が増えている

そんなホメオパシーの薬の一番の特徴は「希釈&震とう」をして作られているところ
たとえばRhus toxicodendronというツタウルシからできている薬は
1.ツタウルシの葉っぱを小さく切り刻んでからアルコールに浸す
2.2〜3日おく
3.こす
4.これでMother tincture(マザーティンクチャー)と呼ばれる、ホメオパシーの薬のもととなるものができる
5.このMother tinctureの一部をとり百倍のアルコールで薄め、10回の震とうを与える→これが1Cというポーテンシー(希釈度をポーテンシーという単位で表す)
6.この1Cの一部をまた百倍のアルコールで薄め、10回の震とうを与える→これが2Cというポーテンシー
ということをひたすら繰り返し…
Centesimal Scale(センテシマルスケール)という1/100ずつ希釈していくポーテンシーで、よく使われる30Cは(1/100)の30乗、200Cでは(1/100)の200乗も希釈震とうされている

ここがホメオパシーのなぞかつ最大の特徴で最強なところ

このおそるべき薄まり具合を考えたら全然効かなそう。。。
たぶんただ希釈だけしてたら効かないのかも。。。?
ポイントは震とうで、たぶん量子力学を持ち出せば説明できるらしいとか(人が納得するかはさておき)
ここではとりあえずそれは割愛して

希釈震とうしているのでいわゆる「副作用」というものはありません
ただし、最適な薬を選べればの話で、ホメオパシーの薬もやみくもに服用すれば、その薬のもつパワーによって症状が起こることがある
(現にそうやって困っている人の話を聞いたこともあります)
副作用がないからどんどん飲んじゃえ!という使い方はちょっと待った!
そうは問屋がおろさない
ならぬ、そうであったらホメオパスも勉強もいらないよ

そしてこの薬は物質だけではないので、血液にのって薬が届かないような部位にも治癒が起こることがある
たとえば、膝関節の軟骨は一度磨り減ったら再生しないと言われている(膝関節痛、変形性膝関節症など高齢化すると膝が痛くなるやつ)
そういうところにもホメオパシーの薬は働く
実際に今、変形性膝関節症と診断された友人がホメオパシーの治療で、かなり良好な経過をたどっているのを目撃中(西洋医学の病院では、次から次へとたらい回しにされて、三つ目の大学病院で高位脛骨骨切り術を勧められた)

2.レメディってなに?

日本ではホメオパシーの薬がレメディと呼ばれているけど、本来は
Remedy:ある症状を治癒する薬のこと
たとえば頭痛のときにBelladonnaというホメオパシーの薬を飲んだとする
その頭痛が治れば、Belladonnaはその人のその時の頭痛に大してRemedyであったと言える
治らなければ、Remedyとは呼べない
ただの薬

ただ日本では薬事法やらなんちゃらの関係で販売するときは「薬」とは呼べないらしい

3.診察はどんなことをするの?

ホメオパシーでは診察に、特に初診にめちゃめちゃ時間がかかる
ドクターの力量とかセンスにもよりますが
一般的に1〜2時間とか長いともっと

これはカウンセリング効果を狙っているわけでなく(その効果は一時的にある場合もあるようだけど)

薬を選ぶ材料としてたくさんの情報が必要だから

ホメオパシーの薬を選ぶのがホメオパスというホメオパシー医の仕事

ホメオパシーにはMateria Medica(マテリアメディカ)というホメオパシーの薬辞典があって、それは”健康な人がホメオパシーの薬を一種類飲んだ場合にどんな症状が起こるか”という臨床実験の結果のデータバンクであります
被験者は必ず健康な人間で、性別、年齢、体質が偏ることなく、いろんな人が選ばれている

よってそれぞれの薬に明確な薬の像がある

ホメオパシーの診察は、ジグソーパズルを組み立てていくようなかんじ
それも完成の姿の見本が示されていないやつ

患者さんの話してくれることから、ピースを探し出し、どこに配置するか決めていく

そのうちぼやっと見えてきた絵
それを手元にあるMateria Medicaに描かれている絵と比べていく

細かいところを確認するために、「こんなことまで聞くの?」ってことや
「また聞くの?」ってこともざらにある

でもホメオパシーの薬は、ジグソーパズルの完成図(患者さんの全体像)とまさにぴったりどストライクな絵(薬のもつ全体像)を探し出せなければ治らない
その絵は5,500くらいある中からたったひとつ
ほかのなにでも代用はできない(§119 Foot Note)

そのために患者さんの症状を正確に捉えるということは、ホメオパシーの治療を行う上で一番難しく大切なところ(§104)

たとえばどんな質問があるかというと
「お腹が痛い」という症状に対して、
どんな痛み?チクチク?ズキズキ?どこが痛い?どうすると痛みが和らぐ?かえって悪化する?特定の時間帯とかある?ほかにいっしょに起こる症状はある?いつからどんな風に始まった?

てことから、慢性的なものであれば
家族や親戚の病歴、患者さん本人が母親のお腹の中にいたときの状態、成長する過程でなにか気になることはなかったか、これまでの病歴、予防接種の記録、食べ物の好き嫌い、暑がり寒がり、どんな夢をみるか、寝るときの姿勢や行動、怒ったときどんな反応をするか、これまでで一番悲しかったこと、嬉しかったことetc...

子どもや話すことが難しい場合は、母親や周囲の人から話を聞くこともある

診察を受けるときは、事前にまとめておいてもいいし、ぶっつけ本番でももちろんokay
(自分の母子手帳が準備できるとかなりgood、なかったらそれでも大丈夫)

診察の中で、「タバコは吸う?」とか「お酒は1日どれくらい?」「西洋医学の薬は飲んでた?」「ガンジャとかドラッグは?」
みたいな質問があっても誤解しないでください
ホメオパシーの診察の中で、”お酒を飲むこと”は悪じゃない
”西洋医学の薬を飲むこと”も悪じゃない

責めたくてこんな質問をしてるんじゃないんです

問診の中に、善悪はない
たとえば「嫉妬深くて」なんて、なかなか言いづらいかも
「彼氏が浮気したら殺してやりたいと思う」なんて
でも遠慮せず言ってください◎
これは診察
診療所は学校でもないし、教会でもない
善悪を説く場所ではなくて、ただ治療を行う場所だから
そのためには、どんな症状、小さな変化、経験したこと、感情なんでも話してくれたほうがよりスムーズな治療につながる
ホメオパシー医には守秘義務があります

よって質問の意図は全然深読みしなくていいと思います!
そして医師として、ホメオパシー医を信頼してもらえるとうれしい!

simpleに言えば「薬を選ぶのに必要だから聞く」それだけ

そんなかんじで、初診に関してはなかなか患者さんとホメオパシー医に気合と根性がいる
再診は結構あっさり終わることが多い(5〜15分とか)
患者さんとホメオパシー医と両方が治療に向かっていくことで治癒が可能になる
でもそれが医療としてのほんとなのかも

診察の中で血圧や脈を測ったり、舌の状態をチェックすることもある
レントゲンや超音波の写真を確認したり、血液検査のレポートを確認することも
(日本では、ほかの病院でもみてもらいたいというとそのレポートをくれるそうです)

4.診療費はいくらが相場?

この前Organonの授業で「ホメオパスは安いけど、ホメオパシーという医学はもはや高額だね」って先生が言っていた
昔はすごく安かったことも手伝ってインドでこんなに普及しているのだと思う
診察には基本的に道具もいらないし、まだホメオパシー医学はそんなにビジネス化もしていないので、基本的にはお金がそんなにかからない医療だと思う
ドクターの知識と薬さえあればいいわけなので
ただインドでもやっぱり4円くらいで診る人から5万円くらいで診る人とピンキリ
その金額設定が実力と比例しているかというとそうでのもないのは人間の性でしょうか

そして日本はびっくりするくらい高い(8,000円〜5万円くらいするらしい)
薬も海外から取り寄せなきゃいけないことが多いようなので、さらに高額に…

でも本来はこうじゃないと思う
もちろん価格設定はその人のセンスなので、いくらでも全然構わないと思うのだけど
ホメオパシーの本質として、あまり道具がいらない、電気もいらない、すごく自由度の高い医学だと思っています
(X-rayや超音波、血液検査などが必要なときもあるが)
ドクターと薬さえあれば、基本はどこでもできる!

5.信じていないと治らない?

言葉を話さない子どもにも効く、動物にも効く
なのでホメオパシーを信じていなくても効く
そもそもホメオパシーは信じる信じないというモノではなくて
重力の存在を信じようが信じまいが、物を放り投げると地面に向かって落ちてくるように
治るものは治るのだとわたしは認識しています


6.ホメオパシーでなにが治せるの?

ホメオパシーにももちろん限界はあります(Kent's 12 observation)
一度切り落とされた腕がにょきにょきと生えてくるということはないと思う

このホメオパシーの可能性に関して、わたしも勉強中です

でもわたしの憧れのドクターはガン治療でかなり高い治癒を起こしている(患者さんの7割はガン患者だとか)

ほかにこれまで見てきたケースだと、生理不順、子宮からの出血、難聴の子どもの耳が聞こえるようになった、交通事故にあって松葉杖なしに歩けなくなった人が自分の足だけでまた歩けるようになった、ニキビ、フケ、風邪、食中毒、長引く咳、腕の骨が長すぎて痛みがあった人の治療etc...

わたしがホメオパシーで治療してもらったのは、痔、原因不明の腰痛、慢性的な偏頭痛、ガングリオン(8歳頃から発症して出たり引いたりを繰り返していた)、ホルモンバランスの乱れ、フケ

ほかに薬が治すものとしてMateria Medicaに記されているものは、かなり守備範囲広く、リウマチ、痛風、更年期障害、いぼ、肺炎、高熱、下痢、赤痢、便秘、喘息、蕁麻疹、盲腸、胃潰瘍、お腹の痛み、高所恐怖症、閉所恐怖症、めまい、吐き気、つわり、不眠、夜泣き、糖尿病、高血圧、低血圧、貧血、子宮脱、寄生虫、コレラ、インポテンスetc...
本気で書いたら1年くらいかかるんじゃないか…
骨折や切り傷、手術による深い傷に対しても、治癒にかかる時間を短くしたり、化膿やトラウマになることを防ぐように薬を処方することができる

またこの前、インド人でうつ病と診断された人が
「こういう精神的な病気に対してホメオパシーはどのような効果がありますか?」
とドクターに質問するのを聞いていたんだけど

ドクター「わたしの見解では、いろんな医学の中でもホメオパシーしか精神的な病気は治らないと思う。もしすでに西洋医学の薬を飲んでいるのであれば、突然薬をやめるということはせずに、少しずつゆっくり量を減らしていきます。そうでないと、副作用というか反動のようなものがとても大きくくるので。そうやってホメオパシーの薬と西洋医学の薬を両方飲んでいって、2〜3年後には完全に西洋医学の薬をやめることができるでしょう。そしてね、ホメオパシーの最もうつくしいところは、最後にはホメオパシーの薬さえもやめられるということです。」

またほかにホメオパシーの薬には、予防接種や麻酔の影響をantidote(解毒、中和、帳消し)することができるものがある(ほかの症状があっている場合のみ)

原因に応じての治療ではないので、原因不明の症状にも対応することができる(原因を考慮することもあるが、必ずしも必要ではないことが多い)

妊娠中でも胎児に影響を与えることはなく、授乳中も乳児に影響することもない
(妊娠中に飲んではいけないレメディやポーテンシーもあるので注意)


7.自分のレメディを調べてみたらいろんなことが書いてあったんだけど…

ホメオパスに「あなたのレメディは◯◯です」と言われて、あとでうちに帰ってそのレメディをネットで調べてみたら、なんか結構すごいことがいろいろ書いてあった
「えーわたしってこういう人なの?」「こんなふうに見えているの?」「これからこんなふうになっちゃうの?」
と思うことがあるかも
実際にそういうときもあるだろうし、そうじゃないときもあるだろうと思う
人によってそのレメディのどういう症状が強く出るかはちがうので

また日本や物質的先進国の多くでは精神症状や性格を重視したレメディの処方が多いみたいだけど。。。
インドのホメオパシーはもっと身体の症状を重視してレメディを選ぶ(暑がりか寒がりかとか)
精神的な問題であってもそう
身体の症状はホメオパスの主観によって変化しないから

日本語になっているレメディの情報も精神系が多く、身体の症状はまだまだ全然情報化されていないように思う

なので
自分のレメディについて一喜一憂する必要はまったくないと思う
レメディに優劣はないし、ポーテンシーに優劣もないとわたしは思うから

日本では、A型とO型はなんかいいイメージでB型は…みたいな雰囲気があるけど
それぞれの血液型に優劣は本来ないはず
ただ赤血球の表面にある抗原の違いによって血液型を分類しただけなはず
たしかに話題としておもしろいではあるのだけど

だから自分がどんなレメディだからってそのことに神経質になる必要はまったくないです
ただそういう状態であるというだけのこと

またレメディをとれば、それによって状態は変化して、次は違うレメディが必要になることもあるだろうし

ホメオパシーの薬の選択は、占いのようなものではないとわたしは思っています
〜おしまい〜

ほかにも質問やもっと詳しく説明が必要なところ、もしくはそこは違うんじゃないかというご指摘、どうぞゆたしくうにげーさびら♡