2014/12/18

インドの女の子

日本はすっかり寒そうですが、コルカタにもようやく冬(らしきもの、日本の秋程度)がやってきました
おかげで髪の毛は一週間に一回洗えば十分
そんなかんじです(ひいちゃう?)

髪の毛は栄養をためているから、妊娠中と授乳中は髪をのばしていたほうがいいんだって!
インドの女子は、かなり髪の毛勝負なところがあって
長くて太くて黒々とした髪の毛が最高(オイリーでもフケがなければ問題なし)
クラスメイトたちをみていると、たしかに健康度をはかるひとつの指標なのかもなぁと感じたり(良い毛の子はすごく健康そうだし、そうじゃない子は心配になる)

その執念たるやすごくて、以下女の子の話
  1. 子供のときに何度も坊主にして、良い毛を生やす(むしろまっすぐな毛が生えてくるまで坊主にし続ける)
  2. 髪はそんなにしょっちゅう洗わない(一週間に一回はわりと普通)
  3. シャンプーをする前の日にオイルを頭皮と毛にぬる(主にココナッツオイル)
  4. 勝負の日はサラサラの髪をおろして挑む
仲良しのJyotiは、これまでかなりインド伝統スタイルを守って生活してました
服装はインドの女子の3点セットクルタ、パティアラ、ドッティ
ベジタリアン
部屋にはグルの写真
男子とのボディタッチは極力避ける(握手も可憐にかわす)
眉毛も含めて体毛のお手入れ一切なし

地方からやってきた女の子たちの多くはコルカタにきて、インドなりの垢抜け方をしていきましたが
断固変わらないJyoti

なんとそんな彼女も3年越しの片思いを実らせ
腕の毛のお手入れに始まり
少しずつ変革を見せていたところ

玉砕

今はジーパンをはきパーカーを着て
「あの失恋からわたしのなにかが変わったわ」
と言い捨てる始末

本人いわく「もう恋はしないし、将来結婚はする気はない」とのこと

ピチピチのクラスメイトたちを傍観している若干おばさんfrom Japanは、自分がしているときは気付かない変化を同級生たちに見せてもらっています

最初はガリガリだった子たちが、だんだんふくよかになって
大多数のインドの熟女たちの体型に近づきつつあること
環境の変化なのか?ホルモンバランスの変化なのか?
とか

Jyotiみたいに初めての恋で変わっていく様子とか

でも彼女は芯がしっかりしているので、今はジーパンでもきっとまたインドの伝統スタイルに戻ってくるような気がする
伝統的なことが必ずしもいいというのではなくて、なんというか
インドの女子にはジーパンよりもインドの伝統衣装のほうが断然似合う!

それを見ていると、わたしも不安になりますね
ジーパンはいて西洋化したカッコをしている姿は、もしや本場の方からしたらちんちくりんなのではないかと。。。

子どものときは親子ものの映画に弱くて、一番最初に泣いた映画はライオンキングで次はアルマゲドンだったけど
最近はLes Misérablesのコゼットのお母さんに一番気持ちが入っちゃって
やはり年を重ねてるんだなぁと思う
年齢相応かはわからないけど、いろんな経験をさせてもらってきたなぁと
て、あれ?もはやコゼット世代を通り越しちゃったのか!?

『成功』というテーマの啓発本は世の中にいっぱいあって、すごく聞き馴染みのある言葉だけど
今までそのキーワードにひかれたことがなかった
でも最近「成功したい」と思う、たぶん生まれて初めて(文化祭の成功とかを除いて)
不安だからなのか?未知だからなのか?
未知だから不安なのか?

でもどんなレジェンドホメオパスも一夜にしてできあがったわけじゃない
George Vithoulkusは1日12時間のホメオパシーの勉強を12年間したそう
”George Vithoulkusは1日にして成らず” 
これが目下のテーマ

焦ってもしかたがなく、確かな1日を積み重ねてゆくのみ
と、自分を勇気づけ!
2014年も終盤

Jyotiの結婚式には日本からでも参加する予定!

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