わたしが始めて‘ホメオパシー’さんに出会ったのは、大学3年生か4年生のとき
所属していた研究室の教授とのなにげない会話の中で理系の学部の、わりと辛口でしっかりと自分の意見を持たれる教授だったので、
その内容は察するに易く、今のwikipediaに書かれているようなことで
当時わりと従順だったわたしは、特に関心もなかったこともあって
教授の話を素直に受け入れ、特に自分で勉強することもなく「科学的見地から効くわけないじゃん派」に所属することを決心
それから月日は流れ、‘ホメオパシー’さんに再会することになったのは
常識からわりとfreedomに生きる我が父がホメオパシーの治療を受けたからそのときも、父の治ったという話に、正直半信半疑で
ただ父のことは信じているので(はい、なんとかコンと呼んでいただいても♡)
そのまま勢い、インドにホメオパシー留学!(はい、あほがここにいますよー♡)
かといって、半信半疑のままインドで必死こいて勉強することはむつかしいし
なんせ、人に自信をもってすすめられないってどうなの!
ということで、風邪をひけばこれ幸いとホメオパシー
腰が痛くなれば、これまたホメオパシー爪が半分むけたとなれば、これまたまたホメオパシー
そうやって今日まで患ってきた不調やケガは、全部ホメオパシーによる治療を試してきました
結果!
だだん!
やっぱゆっくりいくとしよう(笑)
(ケース1 急性の下痢)
水を飲んだらすぐ吐くし、お腹が痛くて眠れないし、死ぬんじゃないかくらいの猛烈さ
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一緒に旅をしていた友だちに症状をヘロヘロ伝えて、ホメオパシーの薬をgetしてきてもらう
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すがるような思いで、薬を口に入れると
その瞬間「あーこれで良くなる」と思った
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それまではお腹の痛みで眠れなかったけど、久しぶりにようやくぐっすり眠れて
起きたら、なんと腹痛も下痢も治まった!
しかし、翌々日からその友だちも下痢になり
同じ薬は効かず
わたしの気持ちの問題だったのか?という疑問が残る
(ケース2 腰痛)
不規則な食事のせいか(一日一食を試してた)、ネットしまくりのせいか(選挙フェスにどんはまりしてた)、インドの水道の水を飲んでいたせいか(かなりの硬水)、初めての3ヶ月にも及ぶ雨期のせいか(カパ増大?)、突然右の腰が痛い!
横になればいいんだけど、普通に背中をのばして座っていると痛くて痛くて
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Materia Medicaをすてきに教えてくれる教授のもとへ
2、3の質問でさっさと薬を選んでもらう
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特に変化なし
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Materia Medicaをすてきに教えてくれる教授その2のもとへ
3、4の質問でちゃっちゃと薬を選んでもらう授業の一環として、Allen’s keynoteの症状が書いてあるところを見せてもらう
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特に変化なし
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え。。。もしかしてホメオパシーって。。。
どきどき
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特に仲良くない先輩に呼び出される
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大学の近くで個人病院を営む、なにやらこのへんではめちゃめちゃ有名な治せるDr.がわたしに会いたいとの伝言!
日本からきてホメオパシーを学んでいる学生に会ってみたいとのこと
このDr.は昔、私が今通っている大学で教授をしていたが、権力闘争のあげく?、学校を去ったとのこと(インドではうまくいかないときの理由?言い訳?として、大体権力問題をあげてくる。試験をパスできなくて、追試になったこととかも笑)
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よくわかんないけど、なんかラッキー!
とりあえず会ってみよう!
ついでに腰痛相談しちゃおうどきどき
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Dr.意外にきさく!
このときはたしかもうちょっと質問されたような
「どんな味がすきか?」「ミルクを飲むとどうなる?」とかでも決定打は「生理前の食欲up」
このルーブリックからKent’s Repertoryをひいて、決まり
(ものの10分くらいだったような)
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さぁ。。。
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一体!?
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すっかり治りました
ただこの時は、
飲み水をミネラルウォーターに変えたこと一日一食をやめたこと
それから、この薬をとってわりとすぐに日本に帰国したこと
とかいろんなほかの変化もあって
だから正直わたしの中でホメオパシーって効くのかもという気持ちが強くなっただけで、確信まで至らず
確信したことといえば
1.教えるのがうまいからといって、治せるDr.とは限らない(わたしが一回ずつしか診察にいかなかったせいもあるだろうけど)(でも通説?)
2.一回のホメオパシーの治療が効かなかったらといって、ホメオパシーは効かないと断定するのはもったいなくて、それはホメオパシーの問題というより診察した医師の実力の問題かも
3.治せる実力のあるDr.だからといって、一回目の診察でばしっと薬が選べるとは限らない。(先輩はこのDr.の2回目の診察で神経痛が治ったそうな)
(ケース3 切れ痔)
長時間の飛行機の移動のせいか、スリランカ的激辛カレーを食べていたせいか(スリランカ人は辛くて汗をかかないと食べた気がしないらしい。ちなみに料理をしながら、本人もレッドペッパーのせいでくしゃみしてます。ルームメイトの私もくしゃみします)、試験勉強のためにかなり長時間いすに座り続けたためか、生まれて初めての痔に。。。(これナイショでお願いします)
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最初は出血だけだったけど、だんだん自転車に乗ったりするときにも激痛が
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これはもう耐えられないと、腰痛を治してくれたDr.のもとへ
もしかして痔を公開しなきゃいけないのかとどきどき
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相変わらずとてもおおらかに迎えてくれるDr.
このときも「すきな食べ物の味」「暑がり?寒がり?」とかの質問これまた10分以内に薬を選んでもらい
また一週間後にきてと
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薬をとり始める
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うーん、なんとなく良くなったような?
同時にホッカイロを患部にあてて血流促進作戦も開始
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一週間後、再診察
Dr.は「何%くらい良くなった?」と
たしか「30%くらい」と答えたような(あいまい)
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同じ薬の種類でポーテンシーと溶媒を変えて処方(日本語でこの場合vehicleはなにが適切ですか?)
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16日間この薬をとり続ける
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見事に完治!
このときはほんとに感嘆
これにて「現在の科学では証明できないっぽいけど、なんかホメオパシーは効く派」に転向を果たす
金属アレルギーの症状(ピアスしてしばらくすると耳がかゆくなる)が消えたり
家族に対する気持ちが変わったり公とプライベートのときのかなり大きかったギャップが小さくなったような(わたしとても外弁慶です)
Dr.にお伝えしてないことまで、変化があったなぁと
ホメオパシーの神秘にしみじみ
(ケース4 背中のにきび)
「Dr.のおかげで信じらるようになった」と答えます
と、二人の合い言葉が確立したところで
お年頃くらいからずっと患っている背中のにきび問題に着手
でも大学生になり毎日海にいくようになって、わりと改善
だけどすっかりではなくて
兄弟みんな同じようににきびができて、母もそうだったらしく、半ばあきらめというかだんだん自分の中で当たり前になってきてしまっていた
どこまでホメオパシーが効くのか
ホメオパシーはなにを治せるのか
という可能性を探るべく、治療をしてみようかと!(あ、治療するのはDr.)
治療中だから、余計に意識しているのは大いにあると思うけど(一応卵ですし!)
薬を飲み始めてから、日毎の変化がなにかしらあって
たとえば今日はすごい便通がいいなとか
やたら感情的だったなとか(これは初日のこと)やたら眠いなとか
やたらはっきりと夢をみるなとか
今すごく感じているのは
余計なものがいらなくなった
自分の感情や思いを外に出すことに抵抗が少なくなった
あんまり女子的なのが苦手なの上に、流行にノリたくないときが多いタイプなのでこう表現することに、抵抗があるけど
それでも言っちゃうけど
絶賛するするデトックスキャンペーンなうです
背中のにきびは、まだあんまり変化がなくて
気持ち良くなってるかも?くらい
まだまだこれからがたのしみ!(結論)
と控えめにいってみたけど
ほんとはホメオパシーに巡り会えて、こんな環境で学ぶことができて、しあわせだなぁと思う
インドのホメオパシー界の中心で、愛をさけびたいくらい(知らない世代がいたらどうしよ)“治したい”ではなく、ましてや“治してもらいたい”でもなく
“治そう”という意志
押し付けられたホメオパシーでは、なんかちがうと思うから
(ホメオパシーでは“治る”という言葉の意味の中に“再発しない”ということが含まれています)
それからわたしもずっとひっかかっていたこと
「自然に回復」することと「治療によって治る」ことのちがい
たとえば、先にあげたケース2では、ホメオパシーの薬によって治ったのか、ほかの要因で治ったのか断定することはすごく難しい
ホメオパシーの教え(Organon of Medicine)の中でも、いくら正しい薬が処方されたとしても、その病症の原因となっているものを取り除かないと治らないと言っています
ちょっとした不調とかは、この原因を取り除くだけで回復する
一方、慢性病とか重い病気(これらの定義がこれまた難しいけど)では、自然な回復は起こらず、治すためには適切な治療が必要とのこと
ホメオパシーの治療でも、ケース1のようにきゅんっと治る場合もあるけど、時間をかけてゆるやかに治っていく場合もあるので(慢性病だと特に)
ほんとにホメオパシーの治療によって治ったのか、それとも自然に回復したのかというところは判断が(おそらく素人目には)難しくて
(薬を投与した場合とそうじゃない場合、一人一人のケースでは比べようもないし)
(薬を投与した場合とそうじゃない場合、一人一人のケースでは比べようもないし)
それもホメオパシーがこんな風に世間様から扱われている理由の一つなのかもと思うけど
ちなみにそれはホメオパシーに限ったことではなく、現行の西洋医学でもプラセーボ(プラセボ/プラシーボ)効果と言って、薬の成分によってではなく、薬を飲んだという認識から病症が改善することはままあるようです
(正確な数字を覚えていないけど、参考は映画「祈り」の本田和雄教授の言葉より)
話は戻ってホメオパシー
そうは言ったものの、わたしのこれまでの体験から述べてみると
そうは言ったものの、わたしのこれまでの体験から述べてみると
“効くときは、自分でわかる”
言葉で表現しちゃってイメージが固定するのもよくないと思うので避けますが
気持ちの状態、体の状態のはっきりとした変化から言葉ではとらえられないような感覚がやってきたりとか
うん、なんかきもちよい体験
わたしがなんとなく知っている今の日本のホメオパシーの使い方は
虫にさされたら○○○という薬とか
それはちっとも間違えていないけど
あれです、家庭の医学的な!
ホメオパシーの実力は、実はもっとすごくて、そして深くて
文学的な表現しかできないけど、わたしはそう感じてます
ケース3の痔のときから、高いポーテンシー(深いところに効くやつ)の薬をとっているのですが
ホメオパシーの治療で、体が治るだけじゃなくて、生きることがラクになってゆくなぁという気がしている 百聞は一見にしかず
自分で試してみるしかないやーつ!です←結局
試してみるときにおこがましくも一つお願いしたいのは
一回目の薬で効かなかったとき、急いで結論だすのはちょっとお待ちになって♡ということ
治るまで薬を選び直させてください!(もはや自分が診療にあたるときを想定しての懇願(笑))
疑問•質問をばしばしぶつけて、疑いをはらしてくれたほうがわたしは気まずくありません
wikipediaでホメオパシーがどう説明されてるか知ってるし、なんせ始めはわたしもアンチだったもん
だから最初から信じてるっていうスタンスはもちろんうれしいけど、信じてない、なんかあやしいっていうスタンスもうれしい!
日本人の心優しいみなさんは、どうも質問しないでいてくれちゃいますが
きいてください、なんでも!包み隠さず!わたしも勉強になるし!
おーなんか猛烈に書いちゃった
結論は、あなたの中に
わたしの祖国にもひとつの選択肢として本物のホメオパシーがあったらいいなぁと
きっとホメオパシーは、より良く生きるためにお役に立つのではないかと
こんなかわいいmy同級生's |
Nice!
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