2014/08/29

治療経過

ホメオパシーを勉強されている方からも
ホメオパシーってなんだろう?って方からも
ありがたくも好評をいただいた前回の力作「ホメオパシーって効くの?」

気分は意外と処女作が売れちゃった新米作家で
勝手に次回の記事へのプレッシャーをかんじてみたり。。。笑

なんて思ってましたが!
追試がおわって、元の授業にしっかり出れるようになって
一日7時間の授業!
26歳にはこたえるー(でも社会人はもっと仕事してるんだよね、いかんいかん!)
一日のおわりには右腕がくたくた!
インドでは穴埋めや資料のプリントが配られるなんてこともなく
パワーポイントで授業がすすめられるなんてこともなく
でも試験のことを思うとこれが理にかなってるというか
(そんなこと考えてないんだろうけど)
試験も3時間ぶっ通しで書き続けるので、その練習をしているような授業です

なんてまじめじらーしてみたけど!
実はいわゆる「ホメオパシー的悪化/好転反応」を体験して、前半は授業にでれなかったのであります!
わたしは今学んでいるまっさかりなので、正直よくわかってないんですが
今まで習った範囲では「摂取した薬の量が多過ぎると、薬が持つ”症状を引き起こす力”によって症状があらわれる」(←まったくうまく説明できてない感いっぱい)
ということなのかなんなのか?

まず肝心の背中のにきび
増えてはいないみたいで、今あるにきびも赤いけど立体的ではなくて、時間が経てば枯れていくのかなぁという感じ
→ちょっと良くなっている気がする

それ以外の症状
1.左側こめかみの激しい頭痛(特に起床したあと)
この頭痛はいつからだったか、疲れ果ててなおかつ食生活がひどいときとか、日に当たり過ぎたときとか、水分不足なときに 、時々発症
でも前回のひどい頭痛のときにDr.に薬を処方してもらって以来再発することはなくいたのに!
ここにきて、過去MAXの痛みで起き上がれず!
丸一日ねてしまった月曜日から引き続いた火曜日の午前中。。。
とほほ

2.右膝の裏のガングリオン
これは小学生低学年の頃に発症。でも害はないということでほっておいたら、なくなったり出て来たりを繰り返して今日ここまで。
これまでの経験的には、体重が増加したとき、運動不足なときに発症していた気が。
今はそんなに体重が増えているわけでも、運動不足なわけでもないのになぁと。。。
しかも左側までうっすらと膨らんでるような?
ちーん

3.扁桃腺炎
物心ついたころから、風邪のひき始めはのどから。
いつもまず扁桃腺が腫れて
でもインドにきてからは、環境のせいかひく風邪の種類がちがう?のか、扁桃腺が腫れたことは一度もなくて!
それがなぜか扁桃腺がうっすらと痛い。インドにきて初めて!3〜4日間違和感あり。たぶん天井についてる扇風機を回して寝てるせい?でもずっと回っているのになーこれまでもずっと。

4.ドカ食い
恥ずかしい告白をしますが、
食べないときは全然食べないでいいんだけど、食べ始めると食べきるまで食べるのをやめられないという習性がありまして
でも痔の治療をしたあたり、ホメオパシーの深い薬を飲んでから、それが不思議とコントロールできるようになって!
それがここ最近、ふと気付いたら、元に戻ってる!食べるのやめられない!笑
ずどーん

5.金属アレルギーも再発(ピアスしてると耳がかゆい!)

6.やたら神さまに心惹かれる

と、すっかりホメオパシーの深い薬を飲んでからおさまっていたわたしの特徴的な症状が再発!もはや爆発!

前回のポーテンシーのときは、飲みながら”心地よさ”というか”良くなっている感じ”を感じていたけど
実は今のポーテンシーに変わってから、”なんか飲みたくない感じ”がずっとあって
頭痛がひど過ぎて、それも翌日まで持ち越したことなんてなかったのに、今回は翌日も頭が頭痛。。。
これまでの飲みたくないのに飲んでるモヤモヤもmaxになり
ついにDr.に薬をやめていいかとメール
すぐに折り返しの電話をくれたDr.
「What's happen Mai?」
とりあえず薬を飲んで、今日診療所にこれるかな?とのこと

夜向かった診療所は20時半を過ぎても患者さんが待っていて
アポなしのわたしは一番最後の診療(いつものパターン)(一日に40人くらい診ます。5時間くらいで)

Dr.にそんな経過を話すと
「それは今までの症状が再発症しているってことだね。いいサインだよ。
 ただ薬をもっとうすめて飲みなさい。」
だそう

どういいサインなのかはこれから勉強してわかったらお伝えしますで、ご勘弁♡

はい、恥ずかしい告白第二弾!
実はわたし飲食用の水をミネラルウォーターとして購入していまして
今処方されているホメオパシーの薬の飲み方は、薬をコップ一杯の水でうすめて、そこからスプーン一杯を朝晩二回飲むというもの
スプーン二杯ですくわれなかった残りは、排水溝へバイバイ
ここでわたしのmottainai精神炸裂し、水を結構控えめにしていた!どどーん
うん、きっとそのせいだ
納得!
あほやー!
(でも前のポーテンシーのときからケチってましたけどね!そのときは悪化はなかったのにー!)

ということで、Dr.の再診からコップなみなみ一杯のお水に薬を入れて飲むように
(ミネラルウォーターじゃなくて寮の共同の浄水器のからいただいたお水を利用w
 しょっぱい)

すると!
めきめき、元気!
むしろ絶好調!

教訓:貧すれば悪化する

でもこれまたいい経験でした♡
いやーこのケチくさい性格も治らないかな。。。


もとい、
その診療日はわたしが最後で珍しくDr.と二人っきりだったので、ちょっとおしゃべり
(普段は助手を2人、見学にくる大学院生が2〜4人がまわりにいる)

今回は
Dr.:「どれくらいホメオパシーに興味をもっているのかな?」
me:「SO MUCH!」
に始まり、

「ホメオパシーを勉強するもののうち本物になれるのは2〜3/100人だよ」とDr.が言うので
「どうしたら本物になれますか?」と神妙に質問

Dr.いわく
1.Sincerelyに勉強することだよ
2.決して簡単なworkだと思わないことだよ
だそうです

はい、心します!勉強します!
と決意をあらたにしていると(ほぼ毎日あたらにしてるのはここだけの話)

なにやら普段の患者さんとはちがう風貌の人たちがやってきました
インドの底を文句を言わず支えている人たちです
7歳くらいの男の子が手とお腹にイボのようなものができたとのこと
お父さん?とお兄さん?くらいの年齢の人たちが付き添って
Dr.は変わらぬ態度でささっと薬を選んでました(無料)
また味の好みを聞いていたので、これは重要なポイントなんでしょうね(会話はベンガル語)

そうしてみんなでぞろぞろ診療所を後にし、戸締まりもして
お別れのごあいさつもすむと

お父さん的な人とDr.は同じ方向、一台のリクシャー(インドの自転車式タクシー)に向かう
お父さん的な人がリクシャーにさっそうとまたがり、
Dr.はその後ろにごく自然に乗り込む
お兄さん的な人と男の子はもう一台のリクシャーに

一同、インドの夜道を走っていったのでした

あたたかい気持ちで見送るわたしの目にうつったのは「ホメオパシー薬局の宣伝」@お父さん的な人のリクシャーのうしろ
ますますあたたかい気持ちになったのは言うまでもありません

viva!ホメオパシー大国INDIA

〜to be continued...
 治療経過その2につづく〜

p.s. Dr.の書いた記事を発見したのでのっけておきます
Simple Approaches to the Simillimum





2014/08/18

すてきbloggers

◯最近はまっているbloggerさん(というか、respect!)
yogaはうちこさん
http://d.hatena.ne.jp/uchikoyoga/

女性のカラダ、うつくしさとかhotなテーマは骨盤ナビゲーターきわこさん
http://ameblo.jp/nanea-cafe/

インド料理研究家、香取薫さん
http://blog.livedoor.jp/curryspice/

◯同じICCRの奨学金でインド伝統医学を勉強しているぱいせんがた
1.アーユルヴェーダ
しほさん http://banzaioikawa.blog95.fc2.com/
小山内さん http://ayurkalari.blog107.fc2.com/
小峰さん http://superme3vo1ve.blogspot.in/

2.シッダ
歩海さん http://fitulu.dreamlog.jp/

2014/08/16

ホメオパシーって、効くの?

わたしが始めて‘ホメオパシー’さんに出会ったのは、大学3年生か4年生のとき
所属していた研究室の教授とのなにげない会話の中で
理系の学部の、わりと辛口でしっかりと自分の意見を持たれる教授だったので、
その内容は察するに易く、今のwikipediaに書かれているようなことで
当時わりと従順だったわたしは、特に関心もなかったこともあって
教授の話を素直に受け入れ、特に自分で勉強することもなく「科学的見地から効くわけないじゃん派」に所属することを決心

それから月日は流れ、‘ホメオパシー’さんに再会することになったのは
常識からわりとfreedomに生きる我が父がホメオパシーの治療を受けたから
そのときも、父の治ったという話に、正直半信半疑で
ただ父のことは信じているので(はい、なんとかコンと呼んでいただいても
そのまま勢い、インドにホメオパシー留学!(はい、あほがここにいますよー♡

かといって、半信半疑のままインドで必死こいて勉強することはむつかしいし
なんせ、人に自信をもってすすめられないってどうなの!

ということで、風邪をひけばこれ幸いとホメオパシー
腰が痛くなれば、これまたホメオパシー
爪が半分むけたとなれば、これまたまたホメオパシー

そうやって今日まで患ってきた不調やケガは、全部ホメオパシーによる治療を試してきました

結果!

だだん!


やっぱゆっくりいくとしよう(笑)


(ケース1 急性の下痢)

大学生活最初の長期休みに意気揚々とでかけた、かの有名なタージマハルにて、インド生活初の猛烈な下痢に襲われる

水を飲んだらすぐ吐くし、お腹が痛くて眠れないし、死ぬんじゃないかくらいの猛烈さ

 ↓

一緒に旅をしていた友だちに症状をヘロヘロ伝えて、ホメオパシーの薬をgetしてきてもらう

 ↓

すがるような思いで、薬を口に入れると

その瞬間「あーこれで良くなる」と思った

 ↓

それまではお腹の痛みで眠れなかったけど、久しぶりにようやくぐっすり眠れて

起きたら、なんと腹痛も下痢も治まった!



しかし、翌々日からその友だちも下痢になり
同じ薬は効かず

わたしの気持ちの問題だったのか?という疑問が残る



(ケース2 腰痛)

不規則な食事のせいか(一日一食を試してた)、ネットしまくりのせいか(選挙フェスにどんはまりしてた)、インドの水道の水を飲んでいたせいか(かなりの硬水)、初めての3ヶ月にも及ぶ雨期のせいか(カパ増大?)、突然右の腰が痛い!
横になればいいんだけど、普通に背中をのばして座っていると痛くて痛くて

 ↓

Materia Medicaをすてきに教えてくれる教授のもとへ
23の質問でさっさと薬を選んでもらう

 ↓

特に変化なし

 ↓

Materia Medicaをすてきに教えてくれる教授その2のもとへ
34の質問でちゃっちゃと薬を選んでもらう
授業の一環として、Allen’s keynoteの症状が書いてあるところを見せてもらう

 ↓

特に変化なし

 ↓

え。。。もしかしてホメオパシーって。。。
どきどき

 ↓

特に仲良くない先輩に呼び出される

 ↓

大学の近くで個人病院を営む、なにやらこのへんではめちゃめちゃ有名な治せるDr.がわたしに会いたいとの伝言!

日本からきてホメオパシーを学んでいる学生に会ってみたいとのこと

このDr.は昔、私が今通っている大学で教授をしていたが、権力闘争のあげく?、学校を去ったとのこと(インドではうまくいかないときの理由?言い訳?として、大体権力問題をあげてくる。試験をパスできなくて、追試になったこととかも笑)

 ↓

よくわかんないけど、なんかラッキー!

とりあえず会ってみよう!
ついでに腰痛相談しちゃおう
どきどき

 ↓

Dr.意外にきさく!

このときはたしかもうちょっと質問されたような
「どんな味がすきか?」「ミルクを飲むとどうなる?」とか
でも決定打は「生理前の食欲up
このルーブリックからKent’s Repertoryをひいて、決まり
(ものの10分くらいだったような)

 ↓

さぁ。。。

 ↓

一体!?

 ↓

すっかり治りました


ただこの時は、
飲み水をミネラルウォーターに変えたこと
一日一食をやめたこと
それから、この薬をとってわりとすぐに日本に帰国したこと
とかいろんなほかの変化もあって

だから正直わたしの中でホメオパシーって効くのかもという気持ちが強くなっただけで、確信まで至らず

確信したことといえば

1.教えるのがうまいからといって、治せるDr.とは限らない(わたしが一回ずつしか診察にいかなかったせいもあるだろうけど)(でも通説?)

2.一回のホメオパシーの治療が効かなかったらといって、ホメオパシーは効かないと断定するのはもったいなくて、それはホメオパシーの問題というより診察した医師の実力の問題かも

3.治せる実力のあるDr.だからといって、一回目の診察でばしっと薬が選べるとは限らない。(先輩はこのDr.2回目の診察で神経痛が治ったそうな)




(ケース3 切れ痔)


長時間の飛行機の移動のせいか、スリランカ的激辛カレーを食べていたせいか(スリランカ人は辛くて汗をかかないと食べた気がしないらしい。ちなみに料理をしながら、本人もレッドペッパーのせいでくしゃみしてます。ルームメイトの私もくしゃみします)、試験勉強のためにかなり長時間いすに座り続けたためか、生まれて初めての痔に。。。(これナイショでお願いします)

 ↓

最初は出血だけだったけど、だんだん自転車に乗ったりするときにも激痛が

 ↓

これはもう耐えられないと、腰痛を治してくれたDr.のもとへ
もしかして痔を公開しなきゃいけないのかとどきどき

 ↓

相変わらずとてもおおらかに迎えてくれるDr.
このときも「すきな食べ物の味」「暑がり?寒がり?」とかの質問
これまた10分以内に薬を選んでもらい
また一週間後にきてと

 ↓

薬をとり始める

 ↓

うーん、なんとなく良くなったような?
同時にホッカイロを患部にあてて血流促進作戦も開始

 ↓

一週間後、再診察

Dr.は「何%くらい良くなった?」と
たしか「30%くらい」と答えたような(あいまい)

 ↓

同じ薬の種類でポーテンシーと溶媒を変えて処方(日本語でこの場合vehicleはなにが適切ですか?)

 ↓

16日間この薬をとり続ける

 ↓

見事に完治!




このときはほんとに感嘆

これにて「現在の科学では証明できないっぽいけど、なんかホメオパシーは効く派」に転向を果たす


このとき治ったのは痔だけじゃなくて

時間が経って振り返ってみると、この治療以降

金属アレルギーの症状(ピアスしてしばらくすると耳がかゆくなる)が消えたり
家族に対する気持ちが変わったり
公とプライベートのときのかなり大きかったギャップが小さくなったような(わたしとても外弁慶です)

Dr.にお伝えしてないことまで、変化があったなぁと
ホメオパシーの神秘にしみじみ


(ケース4 背中のにきび)

Dr.は会う度に「ホメオパシーを信じてるか?」とわたしにききます
Dr.のおかげで信じらるようになった」と答えます

と、二人の合い言葉が確立したところで
お年頃くらいからずっと患っている背中のにきび問題に着手

高校生のときはほんとにひどくて、背中中がにきび!
でも大学生になり毎日海にいくようになって、わりと改善
だけどすっかりではなくて

兄弟みんな同じようににきびができて、母もそうだったらしく、半ばあきらめというかだんだん自分の中で当たり前になってきてしまっていた


ホメオパシーでは「皮膚にでる症状は、とても深いところからくるもの」という考え方があり
どこまでホメオパシーが効くのか
ホメオパシーはなにを治せるのか
という可能性を探るべく、治療をしてみようかと!(あ、治療するのはDr.)


今薬を飲み始めて18日目(16日のターンが1回終了し、ポーテンシーを上げて2回目のターンなう)

治療中だから、余計に意識しているのは大いにあると思うけど(一応卵ですし!)
薬を飲み始めてから、日毎の変化がなにかしらあって

たとえば今日はすごい便通がいいなとか
やたら感情的だったなとか(これは初日のこと)
やたら眠いなとか
やたらはっきりと夢をみるなとか

今すごく感じているのは

余計なものがいらなくなった
自分の感情や思いを外に出すことに抵抗が少なくなった

あんまり女子的なのが苦手なの上に、流行にノリたくないときが多いタイプなのでこう表現することに、抵抗があるけど
それでも言っちゃうけど

絶賛するするデトックスキャンペーンなうです

背中のにきびは、まだあんまり変化がなくて
気持ち良くなってるかも?くらい
まだまだこれからがたのしみ!


(結論)


わたしは今ホメオパシーを学んでいることになんの迷いもない

と控えめにいってみたけど

ほんとはホメオパシーに巡り会えて、こんな環境で学ぶことができて、しあわせだなぁと思う
インドのホメオパシー界の中心で、愛をさけびたいくらい(知らない世代がいたらどうしよ)


だけど、新興宗教みたく「すごいんだよ!治るんだよ!効くんだよ!」って言えば言うほど、あやしいにおいがしてくるのはよくわかるので


それに“治る”ということで一番大事なのは、本人の治そうとする気持ちだと思うから
“治したい”ではなく、ましてや“治してもらいたい”でもなく
“治そう”という意志
押し付けられたホメオパシーでは、なんかちがうと思うから
(ホメオパシーでは“治る”という言葉の意味の中に“再発しない”ということが含まれています)

それからわたしもずっとひっかかっていたこと
「自然に回復」することと「治療によって治る」ことのちがい

たとえば、先にあげたケース2では、ホメオパシーの薬によって治ったのか、ほかの要因で治ったのか断定することはすごく難しい

ホメオパシーの教え(Organon of Medicine)の中でも、いくら正しい薬が処方されたとしても、その病症の原因となっているものを取り除かないと治らないと言っています

ちょっとした不調とかは、この原因を取り除くだけで回復する

一方、慢性病とか重い病気(これらの定義がこれまた難しいけど)では、自然な回復は起こらず、治すためには適切な治療が必要とのこと

ホメオパシーの治療でも、ケース1のようにきゅんっと治る場合もあるけど、時間をかけてゆるやかに治っていく場合もあるので(慢性病だと特に)

ほんとにホメオパシーの治療によって治ったのか、それとも自然に回復したのかというところは判断が(おそらく素人目には)難しくて
(薬を投与した場合とそうじゃない場合、一人一人のケースでは比べようもないし)

それもホメオパシーがこんな風に世間様から扱われている理由の一つなのかもと思うけど

ちなみにそれはホメオパシーに限ったことではなく、現行の西洋医学でもプラセーボ(プラセボ/プラシーボ)効果と言って、薬の成分によってではなく、薬を飲んだという認識から病症が改善することはままあるようです
(正確な数字を覚えていないけど、参考は映画「祈り」の本田和雄教授の言葉より)

話は戻ってホメオパシー
そうは言ったものの、わたしのこれまでの体験から述べてみると

“効くときは、自分でわかる”

言葉で表現しちゃってイメージが固定するのもよくないと思うので避けますが

でもわかる

気持ちの状態、体の状態のはっきりとした変化から言葉ではとらえられないような感覚がやってきたりとか

うん、なんかきもちよい体験


わたしがなんとなく知っている今の日本のホメオパシーの使い方は
急に熱がでたら○○○という薬とか
虫にさされたら○○○という薬とか
それはちっとも間違えていないけど
あれです、家庭の医学的な!

ホメオパシーの実力は、実はもっとすごくて、そして深くて

文学的な表現しかできないけど、わたしはそう感じてます

ケース3の痔のときから、高いポーテンシー(深いところに効くやつ)の薬をとっているのですが
ホメオパシーの治療で、体が治るだけじゃなくて、生きることがラクになってゆくなぁという気がしている 

つまり
百聞は一見にしかず
自分で試してみるしかないやーつ!です←結局

試してみるときにおこがましくも一つお願いしたいのは
一回目の薬で効かなかったとき、急いで結論だすのはちょっとお待ちになって♡ということ

治るまで薬を選び直させてください!(もはや自分が診療にあたるときを想定しての懇願(笑))


あ、それからホメオパシーの話題になって気まずそうに言葉が控えめになるより
疑問•質問をばしばしぶつけて、疑いをはらしてくれたほうがわたしは気まずくありません
wikipediaでホメオパシーがどう説明されてるか知ってるし、なんせ始めはわたしもアンチだったもん
だから最初から信じてるっていうスタンスはもちろんうれしいけど、信じてない、なんかあやしいっていうスタンスもうれしい!

日本人の心優しいみなさんは、どうも質問しないでいてくれちゃいますが
きいてください、なんでも!包み隠さず!
わたしも勉強になるし!

おーなんか猛烈に書いちゃった

結論は、あなたの中に

わたしの祖国にもひとつの選択肢として本物のホメオパシーがあったらいいなぁと

きっとホメオパシーは、より良く生きるためにお役に立つのではないかと


夢をみながら、夢をみるとしまーす

こんなかわいいmy同級生's
 

2014/08/10

筆記試験がおわり

AnatomyとOrganon of Medicineの筆記試験がおわった!
Organonをひさびさ勉強して気付いたこと
わたし、ホメオパシーがすきだー!
Dr.Hahnemannの一言一句にうなづいちゃう

一年生は§1〜70が試験範囲
その中で特にすきなのは
§9
In the healthy condition of man, the spiritual vital force(autocracy), the dynamis that animates the material body(organism), rules with unbounded sway, and retains all the parts of the organism is admirable, harmonious, vital operation, as regards both sensations and functions, so that our indwelling, reason-gifted mind can freely employ this living, healthy instrument for the higher purposes of our existence.

ちょっとうまく訳せないというかちゃんと理解してなかったことに気付いた今ですが(笑)
たぶんかなりざっくり言っちゃうと

「健康だったら、人生のより高い目的に集中できるぜ!」

あーまじめに勉強してる先輩方ごめんなさい。
インドの教育にがっかりしないでください(笑)←笑ってごまかす

Organonのテストでは必ずour master Hahnemannと表記されているわたしたちのホメオパシーグルのDr.Hahnemannは、ホメオパシーの生みの父です
結構変わり者で、わりとひねくれてる気がするんですが
彼はとても誠実で
はじめはAllopathy(現行の西洋医学)のお医者さんだったけど、当時の医療ははちゃめちゃでこれといった原則もなく、なんでもかんでも汚い血を取り除けば治ると思っていたらしく(Dr.Hahnemannいわく)
それに納得がいかなかったDr.Hahnemannは探し求めていたのです
これぞ!
という治療方法を
そして自分自身の身体でいろんな実験を繰り返し
たくさんの西洋医学のお医者さんたちからばかにされ、disられ
各地を転々とし
80歳にして35歳の美人で詩人の奥様をgetして(2人目)
88歳にParisにてその激動の生涯を閉じたわけです(8年も新婚生活ができてよかったね!)

そんな彼がホメオパシーの(医療、医者としての)あるべき姿、真髄、実践の仕方を書いた本がOrganon of Medicine
1833年に書かれた上に、ドイツ語で書いたものをさらに英語に翻訳してあるせいか
基本表現は二重否定だし、なんか小難しくて
インド人学生たちも読むのに四苦八苦

おっとなにが言いたかったかというと
いつの時代も本質はあんまり変わらないなということと
誠実につきつめて、ばかにされてもつきつめて、自分にうそをつかずに生きていけばきっといいphysicianになれるんではないか、というかそれこそが人様の人生の苦しみをshareさせてもらうものの姿だなぁと
(最近貴重なご縁をいただいているホメオパシー先輩たちの後ろ姿?をみていてもそう思った)
それから、わたしはホメオパシーがだいすきだなぁということ!


最近気付いたこと
どういうタイミングでblogを書いているかというと、だれも話す人がつかまらないけど、どうしても話したいことがあるとき!笑
書きたいことがあっても、一回だれかに話しちゃうと書く気がすっとんでしまいます。。。
まず書こうかな!
いや話せる人がいるのは大変ありがたいことです◎
はて笑

そして最近のわたし
なんだかsimpleになってきたような!
(いっつもおなじこと言ってるような気もしてきたぞ)
鼻ピアスもいらなくなったし
余計なあそびも求めなくなったし
ホメオパシーでストレートにいこうと思ったり
仕事がなければ作るんだ!の心意気だったり
これは今飲んでるbelladonna 0/4(ホメオパシーの薬)の効果なのか!?
(今皮膚の症状に取組中)

しかもインド人にキレることがだいたいなくなった!
というのもついに覚えたのです
ぶっりこ
を。
インドでは基本的に外で仕事をしているのは男の人ばっかりなので、お買い物も役所の手続きはもちろん、公共交通機関を利用して移動しているのも男性ばかり
だから接触は基本インド人男
(学校でも意外と男の子のほうが寛容に勉強教えてくれたり、ノート貸してくれたり面倒見がよい)

以前ayurvedaのインド人Dr.に診察してもらったら
「あなたよく怒ってるでしょ?」
と言われ、「いや、インドでだけです」
「そうかIndian angryとJapanese angryがあるのか!はははははは」
となぞの盛り上がりを見せた一場面だったのですが

インドでは理不尽、非効率は大基本ですから
あらゆる場面でついイラっとしてしまい、まぁそれをあらわにするとさすがのインド人もちょっとあわてて(フリだとしても)なにやら動き出すということもあって
なかなかイラっをやめられなかったんだけど
でももちろん後味はよくないし、肝臓にもよくないし
治したいなぁと思い続け(それで鼻ピにまで手をだす始末)
いたものの
なんとぶりっ子作戦でインド人と摩擦係数ゼロどころか、マイナス
期待以上の働きをみせるインド人!
なんてsimpleでいい人たち♡
調子にのってbengal語も勉強する気になったり
歳を重ねるのも悪くない
むしろいい!
ははははは
(ただこれを読んだママンになにを言われるかだけが心配。ママンにはぶりっ子通じないからな。。。)

さぁこれから口頭試験に向けて勉強します!
進級したいよーーーーーー

2014/08/06

目指すもの

解剖学の追試おわったー!!

インドの試験はラスト20分が勝負
かりもの競争のように答えをききまくる
試験で座った席のまわりの人ならだれでも
知らない人にでも
(今日も見ず知らずのイケメンくんたちにだいぶ助けてもらいました♡)

カンペは結構当たり前というか
試験官がみつけても、最悪没収で、退場させられることはありません(追試の場合)

そして採点基準が不明
教授のお気に入り具合に比例にするという説は、もはや定説

さて
どうなることやら!
神頼みならぬ教授頼みな、相変わらずのわたしです
(あー母上にお小言をいただきそうだわん)

最近、追い込まれないと集中できない度合いが半端なくて
一体どうしたものでしょうか
試験がおわったあと、もっと勉強したくなるかんじ

こんなわたしも中学生までは勉強がわりとできまして
(高校で落ちこぼれるよくあるパターン)
中学生のわたし、試験前は気迫せまって勉強してたはずなのに
一体この変化はなんなのか考察してみたところ

「目指しているもの」のちがいかと

勉強するという行為にも目的があって
今回のわたし:「追試をパスすること」
中学生のわたし:「学年1番になること」

高校の部活の顧問の先生の言葉
「東北大会出場を目指せば、県大会にはでれるんだ
 東北大会優勝を目指せば、東北大会出場は叶えられるんだ」

そういうことですかね

今してる勉強は、試験をパスするためではなく、学年上位のスコアをマークするためでもなく
治せるホメオパシーDr.になるため
もちろんそうなんですけど、臨床にふれてもいないしなかなかこの意識を維持するのは難しくて

だから試験の存在は勉強のモチベーションとして最強最適

そしてすごくすごく当たり前だけど
やればやっただけ自分の力になるわけで
試験パスできるくらいの勉強では、やはりそれくらいの力しかつかないし
ハイスコアをとるためにがんばって勉強すれば、きっとそれなりの力がつくはず

不安を解消するためには、勉強をするしかなくて

ホメオパシーの勉強はホメオパシーDr.である限りおわることはない
学校に通わなくてもね

だから、自分のことをもう少し信じて
もう少し高いところを目指そうと
今さら思います

そうだった、中学生のときの合い言葉は"Yes, I can"

進化は一瞬にしては起こらない
小さな克服を積み重ねていくことだはず

なんか最近やたら眠いと思ったら
暑過ぎてぼーっとするんだと判明
そんなときはクーラーのあるところにでかけて勉強をする
体は甘やかしてるようだけど、体を鍛えにきたわけじゃないから
勉強しにきたわけだから
しっかり正しい優先順位をもって

今さらながら
よくある試験後のハイテンション to study

試験を通して
だれかとの人間関係を通して
結局いつも自分と向き合ってるような
materia medicaを読んでも、すぐ自分のremedyのような気がするし

こんなに自分ばっかりでいいのかな
今はめいっぱい自分に集中するお年頃ってことで

まずは明後日のorganon of medicineに集中やー!
organonは一番すきな科目なのになぞの追試
(ペーパー試験は自分最高得点だったのに、口頭試問で5点足りず)

授業への出席は大事ということを身をもって知った経験となりました

Yes, I can!
 

2014/08/04

追試eve eve

物事が簡単ではないということは、たしかに大変で辛いけど
いい面もあるんじゃないかなぁと思ったりします
自分のときはとてもそうは思えないんだけど(笑)

たとえば買い物にいったときに、「いいなぁ」と欲しくなるものがあって
もしすごく安ければ、きっと迷わず買ってしまう
もし高かったら悩む
ほんとに必要か?
長持ちしそう?
飽きない?
家に代わりになるようなもの、似たようなものはない?
これを今日買ったらこれからの生活はきつくならない?
etc...
よく考えるという過程をはさむ

よくよく考えて買ったとして
翌日は後悔するかもしれない
でも1年後は、そのとき買った自分を褒めたくなるかもしれない

いずれにしても
よく考えて決めるということはそこに覚悟と責任を生むということのようで
どんな結果が待っていても、それを受け入れやすい気がする
それに悩んで悩んだ末の覚悟はきっと力強い

Easy come, easy goとはうまいこといったなぁと
人生のいろんな場面で思ったり

もし簡単だったら、あまり考えないで取りかかっちゃったりね
100均とかバーゲンsaleでのよくある失敗みたいな

本当に価値のあるものは簡単には手に入らない
むしろなんていうか
苦労するというプロセスが本物にしていくのかも

だからといって、瞬間で決めたことに価値がないかといえば全然そうではなくて
その直観力も大事にしたいんだけども
というかですね

これまでのわたしのパターンを振り返ると
だいたい瞬間的に決めて
あとからコトの重さに気付くという
石橋はたたかず渡るタイプ

うーん、なかなかやめられない!
いつまで若気の至りの”若気”が通用するんでしょうか?
うーん、まだ若気の魂なのかしら?

あれ、また覚悟のはなし
そうなんですよ
追試の勉強に息詰まってるー(笑)

わかったらたのしいことはなくもないんだけど、なにせ膨大
これまで避けてきたばかりに。。。

とりあえずやれるだけやろう!
どうかパスできるように祈ってくださいm(_ _)m←それぐらい窮地

あー
インドにきてみないとわからない
授業にでてみないとわからない
試験を受けてみないとわからない
1年半を過ごしてみないとわからない
追試にならないとわからない
そんななにもかも未知のworld、インドでの大学生活
石橋たたいてわかることなんか、今のわたしにはほんの少しだよ
(たたいてもいないけど笑)
実際に歩いてみないとわからない
だから意外とあってるのかも、このstyleで

石橋たたきたいタイプの方は、日本人のわたしがいる間にこの大学に入学することを心からおすすめします♡
後輩絶賛募集中!

いやはや、まずは勉強!勉強!

暑くて意識が朦朧とするインドなうですが
ここでこうやって勉強できる機会と環境があるありがたさをなんとか思い出して

ふぁーーーーーい!