2013/12/06

インドに出会ってから今日まで

むむむ!
(珍しく)がぜん書く気になったので、明日はpharmacy examだけど
書いちゃうもんねー!

Puja vacation(ヒンドゥー教のお祭りがいっぱいある)の間、日本に帰って
やっぱり今の自分の居場所はインドなんだと確信して
でも帰ってからのインドでの日々を思うと、どうしても憂鬱になってしまって
年甲斐もなくお母さんにあたり散らして
どうしても帰らねばと
台風がせまりくる中、だいすきな人たちに空港まで送ってもらって
3回乗り継いで、戻ってきたインド!

それも長期休みが終わるよりちょっと早めに
なぜか
日本の友人たちとのインド巡礼tourがあったから!

わたしが初めてインドを訪れたのは、かれこれ9年前の高校二年生のとき
(語っちゃいますよ!今日は!も?)

高校二年生なりに部活とか社会的活動(笑)とかに行き詰りを感じていて、
父親がなんだかインドに行くらしいということで
勢いで、便乗!(みなさんからいただいたお年玉のおかげです!)

たどり着いたのは、yogaをするashram(修行場的な)
とっても平和でうつくしく
インド人たちもあたたかく
ベジタリアンの食べ物もおいしくって
(瞑想なんてさっぱりなんのこっちゃだったけど)

ashramからashramへ移動するときは
たしかにインド特有の雑踏、におい、混乱に遭遇したけれど
でもそれを上回るashramで過ごした時間のすてきな印象

この思い出がなかったら、きっとインドに留学しようとは思わなかったことでしょう

そのときも父のyoga仲間との団体旅行だったんだけど
今回はわたしがインドにいるということもたぶんきっかけとしてあって
父がおそらくノリノリに提案
「インドだいすき◯◯さん(←わたしの父の名前)がいるなら。。。」
とこのtourが企画され、実現する運びに

が!

言い出しっぺのだれかさんが「いかない」と言い出す旅行前
わたしも少しでも長く日本にいたい気持ちもあって、この巡礼tourに参加するか悩んでいた。。。

が!
頼りにされていただれかさんがいかない
となると
わたしがいくしかない!!

と、いくことを決め
「えいや!」
とトースターから焼けたおもちを引きはがすように、日本への執着を引きはがして
インドに帰ってきたのでありました

前回いっしょにインドにいった頼れる姉さんと初めて会うみなさんと
それはまるで9年前のインドを反対からなぞっていくようで

9年前は全然英語も話せなくて
「まいちゃんはまだまだこれからだもんね〜」って
内心「さーどうかな?」なんて思っていたけど
今こうしてその当時よりはたしかに英語を使ってコミュニケーションがとれるようになっていたり

この1年インドでの日々は
これまでの人生で遭遇しなかったような困難に出会って
自分が自分に期待していたほど、がんばれない自分もみつけてしまって
時に、まったくムダなんじゃないかと思うような、これまでではあり得ない時間の過ごし方もして
正直自信というか自分を信じる気持ちを失っていたようなここ最近だったけど

9年前はただただみんなの後ろをついて自分の心配だけをしていたわたしが
今回は先頭を歩いて
ヒンディー語とかベンガル語とか、一年前は一言も知らなかった言葉を(あ、ナマステくらい)、ボギャブラリーが少ないなりに使ってみたりして

あーなんだか成長しているのかもしれないなぁ
この1年はムダではなかったんだなぁと(ホメオパシー的な観点はさておき)

若干だれかさんをうらめしく思ったり思わなかったりの旅の始まりだったけど
結局わたしがたくさんのものをもらうことになって


なによりも一番は

どこのashramに行っても、笑顔で迎えてくれるインド人の仲間に恵まれているということに気付いたこと
大型バスの予約を手伝ってくれたインドのone of best friend
突然の思いつきを叶えてくれようと電話してくれたインド人のおじさん
日本人全員を自分の家に招待してくれた歌が上手なインド人の好青年(森山直太朗も歌えます!)
ハーモニウムを買うのを手伝ってくれた上に、実演もしてくれたインド人の天使のようなお姉さん
。。以下省略。。(一晩かかっても書ききれないはず)
インドで過ごしているどの一瞬も、インドのだれかに助けられている

道に迷っていなくても道を教えてくれちゃうウルトラ積極的に親切なインド人に対して
謙虚で控えめな日本の人たち
久しぶりの日本人の日本人らしい振る舞いに、戸惑いというか寂しさというか。。。を感じるときもあったけど
でもそれはただ表現の仕方がちがうだけで

いっしょに巡礼した日本のみなさんも
いたらな過ぎるツアコンに文句ひとつ言わずについてきてくれて
マッサージ、お味噌汁、イケイケ過ぎる誕生日プレゼント
むしろ助けてもらって、支えてもらって
いっしょにすばらしい時間を過ごさせてもらって

どれほどの人たちから
力をもらい
愛をもらって
今この瞬間があるのかと

なんだか胸がいっぱいになりました
(今思い出しながらも。。。あ、夜ごはんの食べ過ぎか)



”鎖はひとつでも弱いところがあれば、そこで壊れてしまう”

made in Japanのわたしの鎖は
インドにはちっとも対応しきれず
この一年故障に次ぐ故障!

日本ではそれなりの鎖に見えていたし、それなりに鍛えて、それなりに使えるつもりでいたんだけど
こんなに弱かったのかっていうくらい

たとえば集団での生活とか
自分の体と心のコントロールの仕方とか

たこ部屋で暮らしているとき、どれほど1人部屋を望んで、祈っていたことか!
でもその願いは叶えられなくて

今はinternational student用の寮で、スリランカの女の子と二人部屋

二人部屋に決まるまでも、一人部屋を望みに望んで
いろんなとこを駆け回って、いろんな人に頼みまくって
でも年功序列のインドでは、1年生の希望は当然聞き入れられず

それでも始まったスリランカの女の子との生活は
期待を裏切るたのしいもので
一人でいるよりもいいかも!と思うくらい

今またルームメイトが替わって始まった生活も
なんとかなってるというか、むしろたのしめている自分がいて

たこ部屋での修行、だれかと生活をともにすること
わたしに必要なことだったんだなぁと
それまで頭でわかろうとしたことが、なんだかようやく腑に落ちました

インドにきたこと
インドで与えられること
全部全部がわたしに必要なことみたいです

弱い鎖があることに気付かせてくれるインド
その鎖を強くするチャンスを与えてくれるインド

だいすきなスワミ(僧侶のこと)が言いました
”鎖の弱いところは壊れてしまうけど、そこを直せば、ほかは大丈夫ってことですよ”
(みたいなニュアンス)

日本ではいろんな選択の自由が与えられていて
例えば寮での生活がいやだったら、自分でアパートを借りるとか

いかにも
自分の意志で決めて、自分のやりたいように生きている
ような気になっていた

でもここインドでは、自分の思い通りに進めばラッキーくらいなもの
アパートを借りるためには、学校の許可が必要で
その許可をもらうには5年かかると言われ
どんなに自分ががんばって動いても、最終手段祈っても、どうにもならない
そんなことがいっぱい

いつも「自分が自分が」で、周りに迷惑をかけることも構わず自分の意志というかわがままを通してきた今まで
(迷惑をかけてきたみなさん、ごめんなさいとありがとう!ですまないと思いますが)

与えられていることに
その与えられているものが必要なものであることに気付いた今
なんだか受け入れるということが
託すということが
ほんのちょっとわかったような気がします

きっと二人部屋でも10人部屋でも良くなったころに、一人部屋が与えられるんだろうな
そんな気がしてます

どうにもならないことは、どうにでもなっていいこと
じゃなくて
どうにもならないことは、どうにでも託したらいいこと

そこに働く偉大な意志を感じて

この1年、言葉にできないくらい
大変と言えば大変な
ありがたいと言えばありがたい
とにかくすごい1年だったけど

なんだか年々生きることが難しくなく、たのしく、うれしくなっている気がします

改めて、今ここにいることに感謝して

自分のベストを尽くしつつ、あとは託す!

なんだかこれからはもっとたのしめるような気がしてます

インドに戻ってきて、よかったよ!
心配しなくて、大丈夫!
こんなにあたたかい仲間が、ここにいることに気付いたから
その仲間を通して、励ましと愛を与えてくれる、大きな意志に気付いたから

大きな声でいっても届かないだろうから
最大の愛と祈りを込めて
あなたにダンニャワード!

今日もあなたの1日がすばらしいものになることを願って
♡♡♡

(終わりよければすべてよしという言葉に今日のおはなしの内容を託すことにします)







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