2013/01/28

奨学金について

JASSOのインド政府の奨学金についてのHP:
http://www.jasso.go.jp/study_a/scholarships_foreign01.html

この奨学金は正確には、I.C.C.R.(Indian Council for Cultural Relations)というところのもので、この奨学金を利用して、世界中からの留学生がインドで様々な分野の学問を学んでいます
I.C.C.R.のHP:
http://www.iccrindia.net/

私が応募した時は、在日インド大使館が窓口となっていました
(でも親切なのも含めて結構インド人的対応。。。笑)

この奨学金は、一般の学部(音楽などの芸術系も含む)と医学系の学部(AYUSH)の2つに分けて募集があって、ホメオパシーを勉強したい場合は医学のほうで応募します

(1)試験
その1 書類選考
これは書類をかき集める障害物競走のようなかんじです
そもそも奨学金の情報を集めるところから、よーいどん!笑
その2 筆記試験
簡単な英語のテスト(たぶん中学校英語くらい)
単語と文法と簡単なエッセイ(私のときはインドなのに、ピザについて笑)
約1時間
その3 面接
面接官はI.C.C.R.で働くインド人(はるばるインドから!)とたしかJASSOの日本人と通訳の人3人
基本英語で質問され、英語で答えます
日本人にも英語で答えないといけない
内容は志望動機、日本でどう生かしたいか、どうしてホメオパシーなのかなど基本的なこと
とても気さくな感じで、会話をたのしめればおっけー!

筆記試験と面接は同じ日

(2)留学先の学校を決める
奨学金応募フォームに希望校をかく欄があります(第三希望まで)
といえど、知ってる学校なんて1つもない!!
そこで私は日本で有名なインド人ホメオパシードクターが教えている学校をやっとこさみつけだし、なんとか欄を埋めた
その努力虚しく、あっさりとI.C.C.R.が学校を決めてくれました(笑)

この学校には同じI.C.C.R.の奨学金を受給している学生が各学年に1〜数人
学生はスリランカ、バングラディッシュ、ネパール、ウクライナからきています

推測するところ、この学校は国立なのでI.C.C.R.の奨学生のための枠をもっているのでは?
同じくI.C.C.R.の奨学生でタブラ(インドの楽器)を学んでいる日本人とウクライナ人はともに同じ学校に留学しているので、入学できる学校にある程度制約があるかもしれません

(3)そしてこの大学はというと
そんなこんなで期待と裏腹にたどり着いた学校ですが、
さすが国立だけあって、インドで有名な教授(本の著者だったり、1日800人の患者をみるだとか、organonの権威だとか)がいたり
学校にハーネマンの像があったり
インド全土から学生が集まっているので、いろんな文化を一度に体験できておもしろかったり
また学校があるウエストベンガルは、インドでもホメオパシーが最も盛んなところで、ホメオパシーのドクターがあふれていると言われるほど!
同級生の話では、インド中のホメオパシーの学校でもtop 10に入っているのだとか
そんなところなので、今はとてもいい学校にこれたと思っています!

(5)奨学金の応募倍率
私が応募した時は、応募者なんと2人!(自分含む)
もう一人の方はアーユヴェーダを希望されてました
応募者は例年いるかいないかぐらいの感じのようなので、受給できる可能性は大きいと思います
噂によると定員はmax10人だとか。。。
これまでアーユルヴェーダを学んだ方はいるようです(すでに日本に戻ってきているみたい)

 (6)スケジュール(2012年ver.)
応募〆切は8月15日で、まず書類選考
書類提出後1〜2週間後に筆記試験(中学校レベルの英語のテスト)と面接(基本英語で面接官はICCRのインド人、JASSOの日本人、通訳の人)
その後、「年内には結果が出ます」といわれ
結果を受け取ったのは11月1日(電話とメールにて)
合格の通知を受けてから、もう一度意思確認(これも大至急と言われ考える時間は1日あったかないか。。。)
返事をしてまた1日後くらいに正式に入学が決定
その時すでに、学校の新学期は始まっていました(笑)
ということで「大至急きてください」といわれ
11月末より、夢の大学生活をスタートさせたのでした

私は、この奨学金を発見したのが〆切の1週間前で、おろおろ書類をかき集め、
推薦状も一通足りない。。。
提出当日に最寄りのコンビニでばたばた書類のコピーをとる。。。
そんなかんじで、
たしか〆切のあとから提出した書類もあった気が。。。
それでも幸運にも今に至っているので、興味のある方は多少の困難があってもトライする価値あると思います!

(7)奨学金の金額
(生活水準中の上以上の)インド人に月この予算で生活しているよというと驚かれる金額です(笑)
でも素朴に生活すれば、やりくりできない金額ではないようです
とはいえ、きてからの2ヶ月はいろいろ出費が多く、今のとこはるかに予算越え。。。
来月からがんばります!







2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    2013年度のiccr奨学金試験を来週に控えています。
    私は、医学部系ではない一般的な方を受けますが、英語の筆記試験にびびっていて、ひたすら英単語を勉強していますが、過去に受けた方々の話を聞くと、英語試験のレベルがまちまちでよく分からず戸惑ってます…。
    私は、高3で英検準一級、TOEIC865点持っています。この私では何とかなるレベルなのでしょうか?

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    1. コメントできてませんでした!もう試験おわっちゃったかな?
      もしAYUSHと一般の学部の試験の内容が同じレベルであれば、中学レベルの英語のテストです!
      でもこの試験、ペーパーと面接、書類審査のウエイトは全くなぞ!
      私の感覚的に、試験の点数が高ければそれでokというものではないような気がします。もちろん良いにこしたことはないけど。。。
      あとは運というか縁というか天命というか。。。
      GOOD LUCK!!

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